大事なことなので2回言います。育児日記は、子供の「歴史書」だ
noteはじめた超初期の頃に、こんな記事を書いた。
育児日記を書くときには、子供の行動だけでなく、その時代背景がわかるようなエピソードや固有名詞を入れると「読み物」として面白くなるし、きっといつか子供が読んだときにも楽しめるのじゃないか、という話なんだけど。
いまこそ!いまこそ!
この書き方を推奨したい!!
新型コロナウィルスの感染拡大がどんな風に広がっていって、世の中はどんな風に混乱していって、そのときあなたの父や母はどんな風に考え、過ごしたのか。
どんな困ったことが起きて、どんな風に対処すべきだったのか。あるいは、それが叶わずにどんな苦労をしたのか。
ぜひぜひぜひ!次世代の子供たちに教えてあげたい。
きっと記憶は薄れていくから。
いまのこの事態が終息したら、あのときは大変だったねえ、なんてただの思い出話しに成り下がってしまうこともあると思う。
そうじゃなくて。
いまこの瞬間を生きていて感じたことを、子供のために書き記したい。
似たような現実が未来に起こったとき(起こらないことを願うけれど)、少しでも子供の役に立つように。
歴史書なんて大げさじゃなくていいから、知恵袋的なカジュアルさでかまわないから。
わたしのじーさんは、シベリア抑留の生き残りなんだけど。(唐突!)
わたしにはちっとも「戦争」の話をしてくれなくて。
それがなぜかは、わたしの知るところではないけれど。結局、わたしはじーさんが生身で体験したことを、父や母からの又聞きや、学校の教科書でしか知ることができなかった。
もったいなくない?
苦悩したことも、不安な気持ちも、いまこの瞬間にしか感じられないはずのことを、ちゃんと熱量を持って未来に伝えたい。
絶対絶対、この経験は、そしてこの経験談は大人になった子供のための役に立つから。
わたしたちは未来の歴史を生きている。
このいまのストレスが、未来の知恵になるように。
歴史書としての育児日記を書こう。