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12月18日 日経株価予想と市場の見通し

為替について

ドル円は1ドル=153円台半ばで推移。米11月小売売上高が市場予想を上回ったことで、米国の利下げ観測が後退し、ドル買いが進行。一方、日銀が追加利上げを見送るとの見方が強く、円売りが続いている。


アメリカの経済の動きまとめ

  1. 米株式市場:
    ダウ工業株30種平均は**267ドル安(9日続落)**で終了(4万3449ドル)9日続落は1978年以来、約47年ぶりの出来事。医療保険大手ユナイテッドヘルスが下落し、ダウの下押し要因に。ナスダック総合指数は反落し、64ポイント(-0.32%)安の2万0109.06で終えた。ブロードコムは3.9%安となり、半導体関連銘柄に売りが広がった。ただASMLは上昇。
    要因はこれかな。
    ASMLホールディングスNV(NASDAQ:ASML)は、12月の米国による中国への新たな制裁にもかかわらず、2025年の売上高が300億〜350億ユーロになると見ています。この強みにより、同社は半導体業界全体の回復にも有利な立場に立つことになる。

  2. 経済指標:
    米11月小売売上高:前月比+0.7%(市場予想+0.6%)。消費の底堅さが示されたが、利下げ期待を抑える結果に。
    米鉱工業生産(11月):-0.1%(市場予想+0.3%)。設備稼働率も76.8%と予想を下回る。


気になるニュース

  1. ホンダと日産自動車の経営統合協議:
    両社が持ち株会社を設立し、経営統合を進めると報道。将来的には三菱自動車の合流も視野に入れ、国内自動車大手の結集が期待される。
    米市場では日産株が一時17%高、ホンダ株も4%高。

  2. 仮想通貨の急騰:
    ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)に資金が流入。リップルは10月末比で5倍に急騰し、時価総額が市場3位に浮上。トランプ次期政権の仮想通貨規制緩和への期待が背景。

  3. トランプ次期大統領の動向:

  4. 就任直後に国内石油・ガス開発を促進する方針を発表予定。エネルギー関連銘柄への影響が注目される。


今日の日経の動き予想

  • 日経平均は続落の可能性が高い。前日の米株安や円高基調が重しとなり、売りが先行する展開が予想される。下値目処は前日終値(3万9364円)から150円程度安い3万9200円前後。一方、ホンダと日産の統合報道を受け、自動車株21に買いが集まることで下支え要因となる可能性あり。
    半導体関連銘柄はキオクシアの上場に伴う換金売りの影響で軟調が予想される。


個別銘柄

IHI トランプ石破銘柄になるか
サンリオ 需給改善期待。チャートの形はまだトレンドなんとか保ち中
アドバンテスト メリルリンチ目標株価引き下げ。今日は下落するか?
キオクシア 今年最大のIPO銘柄。半導体関連。


所感
クアラドプルウィッチの影響で上がっていた銘柄は利確が入った模様。
特にAVGO NVDAなど テスラは利確売り後再度買われる。レーザーテックはASMLの上げの影響をちょっとは恩恵あるかもしれないが資金がキオクシアにいくかどうか。

調整が終われば年末ラリー突入になってほしい。ところ。



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