希死念慮か、自殺願望か、

いつだったか 母が
貴方も自分で死んでしまうんじゃないかって怖かった
と、伝えてくれた時があった

その時私はいつもに比べて元気な時で
今は思わないよ、大丈夫
と、笑って答えていた

あの時の母のほっとしたような顔が思い出せない

たしかにその時本心で答えていたのに
答えた自分が重荷になって 苦しませている

母がそう言いたかった気持ちもわかる、
その時私がそうしないと分かったから
そう伝えてくれた事もわかる

けれど、その時のぼんやりとした母を思い出して
死にたいと言えない私が
押し殺す感情に苦しんで もっとしにたくなっている

もうしにたくないよ
が正解だと分かったから、どんな時でもそう答えれば安心させてあげられると 理解してしまったから

それしか正解を知らない

そんなこと言われても死にたいことに代わりない
そう答えたら、不安がる人が増えるだけ

不安なのは、苦しいのは 私だけでいい
誰も苦しまないでほしい
私のせいで誰かが苦しいなら
私がもっと苦しい方がずっといい。

苦しいのは本当はいやだけど
本当はしにたいけど
そういう逃げ方しか しらない