梅雨真っ盛りに収穫できるブラックベリー
ブラックベリーの花が盛んに咲き始めました。
以前自営業をしていた時、誰かがシャッターの内側に苗を置いて行って下さったものです。
我々は、勝手にあのお客様がくださったのだろうと思っていますが、確認したことはないので、本当のところはどなたに頂いたか分かっていません。
そのまま20年程。
すっかり我が家のブラックベリーとして育っています。
ブラックベリーはラズベリーと違ってトゲがなくて扱いやすい。
ただ、実は種がちょっと舌触りがあるので、滑らかなジャムを作るには濾さなければいけないのですが、そうなると手間がかかるし量が一気に減ってしまうので、我が家はワイルドなジャムを楽しみます。
日々少しづつ収穫出来るので、よく洗って冷凍してまとまった量になってからのジャム作り。
花を見ると、イチゴとよく似てるし、一重のつるバラ辺りとも似ているので、皆仲間のバラ科なのだなと実感させられます。
名前はちょっと似てても、ブルーベリーはどう見ても花がドウダンツツジなので、全く仲間ではなくてツツジ科。
花とか葉を見ると、どの植物同士が仲間なのかよく分かって面白い。
茄子はトマトとそっくり。
ジャガイモは花に実がなると、全くミニトマト!
ってことは、茄子もトマトもジャガイモもナス科だと言うこと。
学生時代に、植物の学名と科名を必ずセットで覚えさせられた(それもラテン語で)けれど、ちゃんと植物を理解していれば難しくない。
ただ、ちゃんと覚えるのが学生には厄介だっただけで。。。
今なら喜んで覚えようとするのだけどね。
勉強って、ちゃんと理解して学ぶことが身に付くのだと本当に思うのです。
付け焼き刃の一夜漬けは意味ないよと、現役の学生に心から訴えたい。
話が逸れました。
ブラックベリーはトゲもないし収穫しづらい植物ではないんだけど、収穫時期がまさに梅雨で蚊と戦いながら収穫しなきゃいけないのが難点。
おまけに、ブラックベリーの甘い香りに誘われるのか蚊が多い!
そして収穫タイミングが遅くなると、さらに豊潤な香りに蜂がやってくる。
だから、雨の中で濡れるのを気にせずに収穫するのがよいような気がする。
それもあまり嬉しくないけど。