きっとラッキーだよね②
PET−CTはどうやって検査するのか。
なぜ検査をするか考えても仕方がないし、好奇心は目一杯あるので好奇心を満たそうと思った。
最寄り駅はそう遠くないけれど、そこからタクシーで30分。
領収書をもらって受付に渡すと返金してくれるらしい。
確かに車で行くしかない病院だった。
タクシー料金を負担する方が広大な駐車場を維持するより経済的で、複数のタクシー会社と契約しているようで(専用の直通電話で帰りのタクシーは呼ぶ)お互いにウィンウィンの関係だろう。
着替えてからペットボトルの水を1本もらう。
なるべく全部飲み切るように。
指先で血糖値を計ってから簡単な問診を受け、二重の扉の向こうの検査エリアに入る。
体重を計って薬を投与される。
この薬を早く体外にまわすための水かなぁなんて考える。
薬が満遍なく行き渡るように暫く安静にして待つ。
不安と退屈を紛らわすために、呼吸法を実践していたら安定し過ぎて眠ってしまった。
この呼吸法やっぱり最強。
検査は音の小さいMRIみたいな感じで、数分動かないでいると終わる。
別の部屋でやっぱり安静に10分程過ごすとおしまい。
初めての体験はなかなか楽しかったが、もうお世話にならないで過ごしたいものだ。