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孫と一緒だと落ち葉掃きも楽しい
孫は歩けるようになった頃から何故か掃除が好き。
だから遊びに来ると聞いた時に、一緒に落ち葉掃きしようと誘ったら、とっても楽しみにテンションアゲアゲご機嫌でやってきた。
早速竹箒を出し、まず孫に持たせてみる。
"重い〜"
そうでしょうそうでしょう。
"じゃあ小さいのにしようね"(内心しめしめ)
玄関の三和土用のシダ手箒を渡すと、嬉々として門の前の道を掃除し始めた。
"葉っぱを集まれするんだよ"と声をかけ、ハラハラと落ちるケヤキの葉を掃き集める。
集まったらプラスチックの蓑に入れて、家庭菜園の小さな畑に撒く。
"土の中に小さな虫さんが居て、葉っぱを土の栄養に変えてくれるんだよ。そうしたら美味しい野菜が出来るからね"
"何の野菜?"
"かぼちゃ植えようかな。出来たら一緒に食べようね"
"うん!おいしくなぁれ"
戻ってくると落ち葉が増えている。
風がさっと吹いた。
見上げた孫の顔にも当たる位、雨のように音を立てて落ちてくる。
"これは大変だ"
ぼそっとつぶやくのが可笑しい。
それでも3往復してくれた。
何故落ち葉を畑に運ぶのか、見に来たママに一生懸命説明しながら。
春になったら一緒にかぼちゃの種を蒔こう。
ばぁばの楽しみがまた増えた。