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最近こっそりこだわっていること

最近noteを書く時に字数を意識している。

ある作家のあとがきに、どの様に本を仕上げたか記してあった。

それまでは思いつくままに書いていたのだが、読み返して削れるだけ削る作業を真似てみた。

そのうちに500文字という数字を意識し始めた。

デレデレと長くなく、一言でもなく簡潔にその話題について書く。

自分の考えは伝わるように、でもぎりぎりまで削ってみる。

最近は500文字ぴったりになるように意識しつつ無理のない文章になるように。

まずは思いつくままに文章を書く。

慣れてきたせいか大抵500文字から若干のオーバーで済む。

悩んだ末に一文の言葉を入れ替えてみる。

それだけで驚く程すっきりダイレクトな文章になったりする。

パズルみたいな感じだ。

作家ならここからさらに文章を練ったり、様々な工夫をするのだろう。

私には他の表現方法がないか頭を捻る位しか出来ない。

試行錯誤しながら消したり書いたり、結局もとに戻したり。

別に規制されているわけじゃないが、文字数にこだわってみると今までにない面白さがある。

天声人語を読むと、限られた文字数に起承転結があり流石と感心する。

ぴったり500文字。

連続どこまで出来るかが今の密かな楽しみだ。



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