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エミリィ・ディキンスンを歌う

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Emily Dickinsonエミリィ・ディキンスン(1830~1886)はアメリカ合衆国アマーストで生まれ、そこで生涯を過ごしたアメリカ最大の詩人。 生前は10編にも満たぬ詩が…
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2019年8月の記事一覧

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予感     Emily Dickinson 詩 天野サチ訳



ひらめきは
芝生の上の長い影
陽の沈みゆくのがわかる
草はおどろき知る
夜のおとずれを

原詩

Presentimentーis that long Shadowーon the Lawnー
Indicative that Suns go down-

The Notice to the startled Grass
That

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These are the days when Birds come back
「小鳥の帰って来る日」    インデアン・サマーの詩です。
       原詩エミリィ・ディキンスン 天野サチ訳詞作曲

小鳥が帰って来る日がある
たった一羽かニ羽
思いでのため

惑わせる空の色
過ぎし六月
輝ける青空は黄金とまごう

ああ蜜蜂はあざむけねど
わたしは信じてしまう

草々は変わりたる空気にあわて
気弱

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