改めて、ミルクボーイの漫才について真剣に考えてみた
今年もM-1が開催される。それだけで生きる理由が見つかりました。
M-1グランプリの醍醐味といえば「無名のコンビが一夜の間にスターになる」というドラマ展開です。この大会に求めるものはシンデレラストーリーであり、そこに「ロッキー」の泥臭さが混じればなおのこと良いのです。
2019年のM-1グランプリは私にとって史上最高の大会でした。この大会は「漫才はこうでなければならない。」という固定概念を根底から覆し、ボケの手数と声量で圧倒する、いわば「M-1で勝てる漫才」という競技じみ