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「だれかのために」の考え方... そのルーツについて

「だれかのために」...

対人援助の基本かもしれないその考え方...

自分の中にもあるその考えのルーツについて考えてみました。

50歳台前半の自分にとってその考え方を育んだ一番大きなものは...
テレビのヒーロー番組で間違いなさそうです。

特に印象深いのはウルトラマン。

記憶を辿りますが、

確かウルトラマンは宇宙巡回中に地球の科特隊ハヤタ隊員の乗る飛行機と衝突し、ハヤタ隊員の若き命を奪ってしまう...      あまりにも申し訳ないためウルトラマンは命の潰えたハヤタ隊員の身体に入ってハヤタ隊員として、また怪獣現れし時にはウルトラマンに戻り活躍する。でもウルトラマンは強敵ゼットンに敗れて命を奪われてしまう。それはハヤタ隊員の完全な死亡を意味することになる。

そこに兄ゾフィー登場。「命」を持ってきているのでウルトラマンを蘇らせることができるという。

死んでいるウルトラマンと兄ゾフィーの会話。

ゾフィー「命を持ってきたので助ける」

ウルトラマン「私はもう2万年生きている。その命は若くて命を奪ってしまったハヤタにあげてほしい」

ゾフィー「お前はそういうと思って命を2つ持ってきた。これでお前もハヤタ隊員も助けることができる」‥‥‥

もう40年以上前の記憶だが、あの時のウルトラマンやゾフィーの気持ちが今の自分の「人のために‥‥」の根幹だと思う。

あれくらい純粋に生きていければと思う。

それだけに自分の中のジコチューな部分を発見するたびに嫌になってしまうが‥



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