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飲食店が新型肺炎・コロナウイルスに負けないために今すぐできる3つのこと

インバウンドの直接的なお客様の減少のみならず、国内でも出張取り止め、リモートワークの推奨などによるサラリーマン客の行動の変化、一般消費者でも外出の取りやめや旅行の延期などが顕在化してきました。実際に東海道新幹線の利用者の減少、百貨店や大手ドラッグストア等の小売りでの客数・売上減少等、大企業の業績にも数字として影響が出始めています。

国内での瞬間的・爆発的な拡大への心配も尽きず、今しばらくは治療薬の開発にも時間がかかること、また重症急性呼吸器症候群(SARS)の際にも02年11月の発生から翌03年7月に世界保健機関(WHO)が終息宣言を出すまで、多くの時間を要しています。このことからも、中国内に限らず国内および世界的にも影響が長期化することを想定しておく必要がありそうです。

そんな状況の中、すでに飲食店の皆様、いろいろとお考えで取り組みを始めていらっしゃることと思います。また既に飲食業に精通している林さんらも発信されておりますが、飲食店の方々と日頃から接し、会話させていただいているでん票くんとして、飲食店様が新型肺炎・新型コロナウイルスに負けないために今すぐできることとしてお伝えしたいと思います。

【1】従業員・お客様の手洗い・うがい環境を整える

当たり前だのクラッカー過ぎて申し訳ありませんが、今一度確認されても良い基本かと思います。さほどお金もかかりません。手洗い洗剤、手を拭くペーパータオル、消毒用スプレー、うがいができる紙コップ等の用意、あとできればお手拭きの用意、されてますでしょうか。日々衛生・クリンネスに取り組まれている店舗様には、釈迦に説法で恐縮ですが、従業員様の健康と、来店されたお客様の不安も低減されると思います。この時期のわざわざ来店くださるお客様に対して、飲食店様にとっては最低限のマナーかと思います。この延長で、マスクの在庫があるのであれば従業員様のマスク着用は推奨されても良いことかと思います。20年6月からスタートするHACCPへの対応を前倒しして、お店の取り組みとして発信しても、よいニュースとしてお客様に伝わるかと思います。

【2】昼・夜問わず、お持ち帰りメニューを用意する

外での食事を控えたいというお客様でも必ず食事はされます。外食に行きたいけれど行けない時に、なじみのお店の美味しいものを家で食べたい。そのようなニーズに対応すべく、店内飲食の一部をお持ち帰りのメニューにアレンジして、販売してみること。比較的リスク少なくすぐにできることかと思います。ビジネスマンが多い場所、人通りの多い店舗様でしたら、軒先にお弁当として販売しても良いでしょう。その際に必ず必要となるのは各種SNSやGoogleビジネスなどでの情報発信です。これは必須です。
お弁当等の作り置きの販売が向かない場合は、電話やLINEなどでの予約注文を受ける方法でも良いです。特に夜の食事向けに千円単位(2000円~)で店内の単品メニューに限らず、オードブルや詰め合わせメニューを用意するのは、個人、家族向けの良い選択肢になるのではないでしょうか。当日でも良いので事前に予約してもらえるのならお客様を待たせずに、ロスにもなりません。あっ、お持ち帰りの場合は、軽減税率となりまして、消費税8%ですのでお間違えないように。(※でん票くんは軽減税率対応しております!

【3】Uber Eatsや出前館に出店してみる

でん票くんのユーザー様もここ1年、テイクアウトデリバリー企業の利用、急激に増えています。【2】のお持ち帰りの対応ができるのでしたら、問題なくできるはずです。都市圏であればすぐに問い合わせをして出店を具体的に検討されてみてはいかがでしょうか。外食大手も出店されていますが、個人店の飲食店でも着実に売上を伸ばしているそうです。自転車やスクーター、配達の人手を用意せずに、注文受付とデリバリーを外注できると考えたら、前向きに検討して良いのではないでしょうか。
Uber Eats 出前館

他にもいろいろとアイディアはあると思いますが、どちらのお店様でも今日からでも、今すぐできることとして3つの取り組みを上げさせていただきました。一日も早く収束することを願いつつ、日々の営業を継続できるように、でん票くんも黒衣として飲食店様のサポート頑張ります。


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