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台湾料理

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今日の台湾基督長老教会での昼ご飯は台湾カレー(咖哩飯:ka-lí-pn̄g)

今日の台湾基督長老教会での昼ご飯は台湾カレー(咖哩飯:ka-lí-pn̄g)

今日の教会の昼ご飯は台湾カレーだった。この台湾カレーとは僕が勝手に付けた呼び名だ。台湾で昔から家庭で食べられている薄味で、ほんのり甘みもあるカレーのことを指す。実は個人的に台湾はカレー天国だと思っている。台湾式の薄味カレーから、日本の家庭で食べられているようなカレー、日本の有名カレー店のカレー、香港人が経営する食堂の香港式カレー、インドやバングラデッシュ、ネパールなどのカレー、ミャンマー(ビルマ)

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pot-fûng-lo'k-í (發風落雨)/久しぶりの台風らしい台風が来た。

pot-fûng-lo'k-í (發風落雨)/久しぶりの台風らしい台風が来た。

何年も前から感じていたことだが、台北には大きな台風は来なくなった。でも今週木曜日はかなり台風らしい台風が来た。自宅周辺でも数軒の商店の看板が飛ばされたり、街路樹が何本も倒された。僕の自宅からそう遠くない所に住む知人と僕の自宅近所のバーガーキングで待ち合わせたが、タクシーで飛ばして来ると言っていたのに、約束の時間を一時間過ぎた頃にやっと現れた。途中、街路樹が倒れていて、道が遮断されていたので、遠回り

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台湾で中国語作家として活躍されている木下さんの番組にゲスト出演しました。

台湾で中国語作家として活躍されている木下さんの番組にゲスト出演しました。

 切仔麵は蘆洲で生まれた台湾麵ですね。南部での台湾麵の代表は擔仔麵ですが、北部では切仔麵ですね。「大廟口切仔麵」の店主は今は5代目ですが、初代は切仔麵を蘆洲で最初に作って売っていた人から指導を受けていたようです。

片倉佳史さんとの台湾グルメ対談

片倉佳史さんとの台湾グルメ対談

昨晩は家庭では食べることがあっても、飲食店ではあまり見かけない油麵とビーフンの両方を半分づつ使った麵料理の話をしました。

以下はここ最近の片倉佳史さんとの対談です。

台湾の伝統的なお菓子、膨餅(phòng-piánn)

台湾の伝統的なお菓子、膨餅(phòng-piánn)

 台湾の伝統的なお菓子、膨餅(phòng-piánn)を義母からもらった。このお菓子はお汁粉に浸して食べる人が多い。僕は本来、塗豆湯(thôo-tāu-thng)や杏仁茶(hēng-jîn-tê)に入れて食べるのが好きだけど、お腹空いたので、直接そのまま食べた。元々義母が妻に買ってきたものだ。汗を抑える効果があるからだと言っていたらしいが、本当にそんな効果があるのだろうか?なお膨餅(phòng-p

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mîn-á-chài ê khùi-la't ?

mîn-á-chài ê khùi-la't ?

工事現場でよく見かけるこの看板のお兄さんと保力達Bの空き瓶。たまに米酒や伯朗咖啡の空き瓶も。

m̄-thang lim siunn-chē !mài lim kah ma-se-ma-se--ooh !実際、米酒と伯朗咖啡をミックスして飲むと意外と美味しい。

先週、片倉佳史さんと大餅(喜餅)について対談しました。

先週、片倉佳史さんと大餅(喜餅)について対談しました。

大餅 (tōa-piánn 喜餅 )
 結婚が決まった女性が結婚披露宴の前に親戚や友人に配る(配る相手や数量は女性側が決めて、費用は男性側が持つのが一般的)巨大な月餅のような焼き菓子のことです。餅は日本語の「おもち」の意味ではなく、小麦粉から作った平たい焼き菓子類なので、クッキーの類も「餅」と言えます。

「喜餅」の慣習はどこから来たのか ?
 「喜餅」の起源は三国時代。孫権

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焼きそば?汁なし和え麵?

焼きそば?汁なし和え麵?

 昨晩、自宅近所に最近できたばかりの小さな食堂に行って食事した。以前、店の窓ガラスに貼ってあったメニューを見てずっと気になっていた店だ。なぜ気になっていたかというと、それぞれのものが台湾系の料理であり、値段が安かったからだ。メニューに乾麵と書かれてあったものを頼んだ。乾麵と書かれたものはスープなしで、具もほとんど入っていないシンプルな和え麵(混ぜそば)のこと。この店は口頭で注文するのではなく、注文

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