戦争はのほほんマンガにまで影響を及ぼす。
いかなる暴力もよくない。よくないよ。と思っている49歳です。
ロシアがウクライナへ本格的に侵攻してもうすぐ1年。
え?今2022年(2023年)だけれど?何見せられてるの?と未だに思っています。
そんな中で出逢ったマンガ。
クジマの無邪気さ。
周りの人とのつながり。
ロシアにいるクジマの家族マクムシ。
こんな状況じゃなかったらもっと楽しめたと思う。
作者の方は少なからずロシアを愛しているのだろうな。と伝わってくる。この一年間どんな気持ちでいたのだろう。そんな余計なお世話的な思いが頭をもたげる。
友人にロシア文学好きがいるんだけれど彼女も複雑な思いを抱えている。
戦争や侵略は人間同士の分断だけではなく、文化も分断するし、対象国は文化自体が滅してしまうこともある。
芸術は苦しみの中から生まれることがあるけれど、それまで大切にされてきた文化は戦争の中で消えていくものだと思っている。完全に個人の感想だけれどね。私はそう思う。
日本の田舎の初老の読書にすらその影響を及ぼす戦争。
遠い国の話しじゃないんだよね。
平和の尊さともろさを感じます。
マジでラブアンドピースよ。
心に刻んでほしい。
初老からのお願いです。
クジマの愛が届きますように。