耳から入った言葉の伝わり(改)
人の世界観によって言葉の持つ意味は変わる。
噂を聞いて
と言う人間はいるけれど
誰々から聞いたという事だけでなく
「男子が言ってたのを聞いたんだけど」
「子供が言ってたらしい」
というような
誰とはわからないけれど聞いた言葉も噂の中に入る。
最初に世界観はそれぞれと書きましたが
最近知りましたが…
「ふくこが言った」
と歩いていて聞いたとする。
普通はふくこさんが何か言ったのかとなるだろう
最近知ったが創価学会では、学会の家に生まれた子供を福子と呼ぶそうである。
漢字で書くならば目でも確認出来る。
しかし耳だと不確実だという事はブログにも書いた。
クサという言葉も、使わないとは限らない
というか
クサと聞いてどう思う?
コナという言葉を聞いてどう思う?
誰でもが知っている単語だとしても全員が、同じ意味に感じるのは異常な事である。
*場所によって一つの単語の意味は変わる。
「コナ」という単語だが
病院内だと、病気の薬というのがすぐ浮かぶ。
お好み焼き屋だったら、食材の粉でしかない。化粧品を扱っていればファンデーションの、ノリの事を考えるだろう。
反社的な人はコナという分かりやすい表現は使わないと思う。
そのどれにも当てはまらない人が
ミスリードとして、変な使い方をするかもしれない。念を押すようだが言葉の使用方法である。
単語のみで普通はわかったフリはしない。
人間はそこに意味を持たせる。
数人が集まり悪口が始まったり、井戸端会議でも何でも道路で聞こえよがしに言ったりして
聞こえる周りの人は嫌な気持ちになったりする。
昔からそうだ。
「〜さん家のママは」という
そこにはいない人間の話題や悪口が多いからだ。
なるべく耳に入れたくないので
やかましい場合私は耳栓をする。
言葉によって
連想が始まり変な意味にまとめる人間はいるし
聞き間違いというのも、誰でもある(gooブロに書きました)
だが
【又聞きの又聞き】のために人生がおかしくなってしまう人はいる。
隠語を使う人もいる。
チンコロという言葉も、実は意味がある。
20という言葉も隠語で有る。
ウィトゲンシュタインという哲学者は
人間の使う言葉について考え続けていた哲学者だ。
あるグループがあの草は○である
と言いあい
そのグループ内ではその草は○になる
伝達させる場合は草だけで通じ合う。
広い意味で人間は何かの現象に名前をつけて
そこから考えを発展していった。
ウィトゲンシュタインの論考などの書籍はもっと沢山の事を書いているので、時間がある人は斜め読みでも良いので読んでみたら良いと思います。
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