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空間企画

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中佐が代表するインスタレーション団体について 書いたもの
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空間企画noteを始める

空間企画noteを始める

わかっていたことではあるけれど、コロナ長引いている。
すでに7月まで仕事はなくなってしまった。

コロナがある状態を想定して生きていくための準備を着々と進めている。
先の照らすVOICEもだが、リモートで完成まで作れる企画を立ち上げていく。

空間企画がnoteでインタビューをする企画もその一環である。
俳優や演出家、団体などの活動は目にするがその裏にいる舞台スタッフたちの話を聞いてみたい。
他に

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照らすVOICE

照らすVOICE

空間企画の新企画
照らすVOICEが始動した。

家から出ずに作れる作品はないかと、探っていた時期に高校の同級生で、現在は声優として活躍している小川夏実と考えた企画である。

童話からオリジナルの作品を作り、朗読を録音してもらう。
それを音データで受け取り、明かりを作り撮影し、編集してできあがっ

第1弾はシンデレラがベースである。
男性が女性的なものに興味を示すことがいけないことなのか。
ジェン

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『snowdrop』①

『snowdrop』①

時間が経ってしまったが、
2月頭にあった空間企画の作品『snowdrop』について振り返ろうと思う。

アヴィニョン演劇祭『snowdrop』は2019年のアヴィニョン演劇祭に向けて製作した作品である。

アヴィニョン演劇祭は一つの劇場を何団体も使う入れ替え制であり、基本的には照明や音響は動かせず、そのままあるものを使用する。

我々が借りている劇場は1団体90分と、使用できる時間が決まっている。

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空間企画 その3

空間企画 その3

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最初にも述べたが、
空間企画でインスタレーションを作るときどこを大事にしているかというと
対象物(この場合美術などその場に存在しているもの)と観客との間の何もない部分をどう表現するかだと思っている
関係性や距離感をコントロールして、観客に伝えたいことが伝わるように製作する

そこで重要なものの一つが照明(光)だ

私は普段どんな仕事をしていますか?と聞かれたら
舞台照明家ですと答

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空間企画 その2

空間企画 その2

この記事の続き

やり始めたきっかけは
誰かのためだけに明かりを作り続けることが窮屈に感じたからだった

どんなに自分がいいと思って作った明かりでも演出家に変えてほしいと言われたら変えなくてはならないのが舞台照明家である
仕事なのだからそれはそれでいい、そういう表現の仕方もあるのだなと黙って変えるだろう

もっと自由にやりたい。
ならば、好き勝手できるように作ろうと思ったのが始まりだった

大学の

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空間企画

空間企画

インスタレーションを作る団体の代表をしている
団体というには少人数だが、チームという感じではない
ずっと固定されたメンバーではないだろうからグループでもない
空間芸術を作り出す人たちの集まりとして空間企画があるというのが理想だ
1人でも100人でもやってることは変わらない
空間企画という現象を目指している

そもそもインスタレーションとはなんだろうか

辞書には

現代美術の手法のひとつ。作品を

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