「悪いことを言う占い師」と「良いことを言う占い師」は どちらが当たりやすいと思う?
正解は「悪いことを言う占い師」。
なぜなら悪い占いを当たりにするのに努力は不要だから。
これは占いに限ったことではなく、
「きっとダメだろう」「どうせうまくいくわけない」
といった自分の心の声は、まるで未来を予言している様に感じてきて、
自分のやる気を削ぎ、行動がおこせなくなる。
悪いことを言う占い師と同じ。
叶う可能性があったとしても、行動を起こさないから叶わない。
結果、叶わなかったら
「ほら!言った通りだめだったでしょ。」
「やっぱりダメだったじゃん。」という言葉が追い討ちをかけ、
『「きっとダメだろう」「どうせうまくいくわけない」は正解だった』
という解釈を強めていく。
本当は違うんだよね。
叶わなかった時のために、落ち込んだ時のために、
「きっとダメかもよ。」「どうせ無理かもよ。」って防衛線を張っただけなんだよね。それほど、叶えたかったんだよね。欲しかったんだよね。
傷ついた時用に張ったつもりの防衛線が、だんだんと本当のことのように思えてきた。どんどん無理な感じになっていったんだよね。
なぜかいつも肝心なところでダメになるといったことを繰り返しているなら、「きっとだめ」「どうせだめ」といった無意識の声を疑ってみてもいいかも。
「どうせ…」といった無意識の声を意識できたなら、
「今回は違うかも」に変えるだけで出来てしまう可能性がある。
やれる人とやれない人との違いが、実力や経験、能力の違いでなく、
そんな先入観の違いだとしたら、「どうせ」を「かも」に変えてみて損はないはず。
どんなことでもそうだけど、「いやいや、絶対無理」と言って始める人はやはり無理だよ。無理と言っているのだから始めることもしなくなる。
だけど、「どうしたらやれるんだろう?」と考える人は、どうにかしてみるし、どうにかなったりするもの。
ただ、その時のやれる、やれない以上に恐ろしいのは、
「無理だ」と言う人の周りには「何ごとも無理だ」と捉えがちな人が集まること。
一方、「できるかも?」と言う人には「どうすればできるかな?」と考える人が集まること。
あなたの周りはどんな人が集まってる?
あなたと共鳴しているんだからね。
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