細胞と体の研究者Aquira(アクィーラ)

博士[PhD/医学]  医学生物学、細胞生物学研究者。医師ではありません 。2017年58歳で外傷性神経障害ワレンベルグ症候群になる。しかし、今は生業の再生医療研究に復帰している。

細胞と体の研究者Aquira(アクィーラ)

博士[PhD/医学]  医学生物学、細胞生物学研究者。医師ではありません 。2017年58歳で外傷性神経障害ワレンベルグ症候群になる。しかし、今は生業の再生医療研究に復帰している。

最近の記事

小さい幸

小さい幸をなくした。かけがいのない一番大事な宇宙一大切な小さい幸を。

    • 世の中捨てたもんじゃない

      ヘルプマークをつけていたら変な男がやって来て「生きる価値がない」と言った。死にたい気持ち。 ヘルプマークをつけていたら席を譲ってもらった。世の中捨てたもんじゃない。読んで頂きありがとうございます。

      • 巨大バラライカ

        オランダのハーグを時間にまかせて歩いていたら石の街で巨大なバラライカに遭遇した。 バラライカはロシア生まれだがこんな所でこの音色を聞くとはなんと幸せなことか。 注釈:「幸福の四要因」なんて別にどうでも良い。

        • イクシピラシオ〜ン

          沈黙 もはや声なくもはや言葉なく(1) うめき(2) 慟哭 気管から逆流するそを抑えて くくるしかなかったのだ その時宇宙からイクシピラシオ〜ン(3)とコクトーが唄えばわれにかえりし 1.谷川俊太郎『沈黙』より 2.若松英輔氏の言葉より 3.インスピレーションが内からの発想だとすればイクスピラシオンは外-天からの電波のような啓示。コクトーが『詩人は死んで蘇る』で語っていることの私の解釈。

          幸福へのショートカット

          神は幸福へのショートカットを許さない。

          金継ぎ

          私は金継ぎをしている。註釈1)写真は核磁気共鳴法画像。左延髄外側には梗塞巣(左図矢印)がある。両眼、鼻腔、小脳も認められる。 註釈2)【金継ぎ】割れたり欠けたりした陶磁器を漆で接着し、継ぎ目に金や銀、白金などの粉を蒔(ま)いて飾る、日本独自の修理法。修理後の継ぎ目を「景色」と称し、破損前と異なる趣を楽しむ。デジタル大辞泉より引用。                 読んでいただきありがとうございます。

          人を崇めることと卑下/フラットに

           医師という職業は人間社会に不可欠で尊いことは言うまでありません。医師になるには熾烈とも言えるトレーニングを経て厳格な試験に合格しなければなりません。しかしながら、一部の医師によるハラスメン=ドクターハラスメント(ドクハラ)が行われていることも事実です。こんなことがあるのかと思われていますが、医師とて生身の人間です。そのために訴えられたドクハラ医師向け専門弁護士事務所があることはドクハラ件数が少なくないことを示しています。ドクハラについては自らが医師である土屋繁裕氏が以下のよ

          人を崇めることと卑下/フラットに

          悩み

           谷川俊太郎『彼女を代弁すると』では「・・・私 人間やめたい 石ころになって誰かにぶん投げてもらいたい でなきゃ泥水になって海に溶けたい」と彼女が言っている。そのあと「無表情に梅割りをすすっている彼女の Tシャツの下の二つのふくらみは コトバをもっていないからココロを裏切って 堂々といのちを主張している」と詩は続く。  私は湧水の真っ赤な沢蟹がハサミを挙げて歩くのを見て沢蟹になってなんにも考えず思わないようになりたいと思った。サワガニは怒るかもしれない。石ころや泥水までは及ば

          【努力不要論】と【悪戦苦闘能力】

           池江璃花子選手がオリンピックに選ばれたた時「努力は必ず報われる」と言いました。そこで中野信子著『努力不要論』を読んでました。以前から「努力したら負け」とまでたたみかけるこの本が気にかかっていました。『巨人の星』や『明日のジョー』世代としてそんなことあるかと。しかし、この本には「自分を痛めつけることを努力だと思っているのが日本人という傾向はあるようです。」と書いています。そうかもしれません。  また、この本には「『努力は報われる』は半分本当である」と書いてあり、表紙のタイトル

          【努力不要論】と【悪戦苦闘能力】

          障害 障碍 障がい しょうがい

          あまり違わない。

          障害 障碍 障がい しょうがい

          【弱い者ほど相手を許すことができない】と【トラウマは存在しない】

           マハトマ・ガンディーは言ったらしい「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ」と。そして銃弾に倒れても「許す」サインを示しながら他界したという。しかし、いくらガンディーでも私にはひっかかる。「弱い者」は在ってはならないのかと・・[#]。  「弱い者」や「強さ」を持ちだす紋切り型の意見はほかでも目にするがいずれも虚勢を促す。そういう言い方でなくとも本質は伝えられる。  「許すこと」も一般論にすると誤用を招く。すでに日本には【許す美徳】がある。そのた

          【弱い者ほど相手を許すことができない】と【トラウマは存在しない】

          【幸せ】

          かわいい女の子に出会って好きになって結婚して子供が産まれて働いてビール飲んで餃子食って満足な日々。 餃子330円(税込) ラガービール378円(税込) こういうことが続けられるなら幸せはコンビニだ。 脚注 『幸せなんてコトバ本当は要らない』谷川俊太郎

          おじいちゃん

          実はこのおじいちゃん 若者だった 口ひげなんか生やしちゃって 「オレ」と称して(私のように) いっぱい怒張して  女を翻弄し 出して       むさぼり 萎んで       なぐって また怒張して    ふられて           ひとりぼっち なことおしえてくれて有難う 助かったよ ほんとうに。

          真実の瞬間

          『真実の瞬間』は神の啓示のように差し込んだ。カミのミチ(神経)が一瞬にして破壊され創造がはじまる。 真実の瞬間:スペイン闘牛で牛が仕留められる最後の一刺しの瞬間

          すいきんちかもくどってん

           ウオルトディズニーは優しい人格者でアトムは正しくレオは草食動物を襲わない。アメリカの白人はリングで悪者だがポパイはノーテンキにジョーは悩んで人を殴る。一球投げるのに30分かかる飛雄馬や松島の土産屋に『根性』を見た。  「すいきんちかもくどってんかいめい」は1979年1月22日の大安吉日静かに入れ替わって「すいきんちかもくどってんめいかい」になった。小学5年のアキラくんはすでに光る月のクレーターに影を見ていたのだが、家族が死ぬとは思ってもみなかった。 新しい土星

          本能は謙虚ではない。

          「生かされている」 「生きているだけで丸儲け」 「普通が一番」  どれもちょっと良い言葉・・でもなにか違う。  「普通」の反対語としての「変わってる」と言う時は「異物排除」したいのだ。人間社会は免疫系。  「個性を出さなくともいいよ」「普通でいい」を最近よく聞く。『〜おんりい〜ワン』の反動?  2年くらい前に同調圧力という言葉があるのを知った。私はどうもHSP[Highly Sensitive Person]の系統だが同調圧力となると俄然反発したくなる。不当だと直感するか