介護職の3Kについて
■3Kについて
介護職の素晴らしさについてを語るうえで
まずはどうしても3Kの話をする必要があります。
まずは、この3Kについての改善点を話していきます。
キツイ、汚い、危険はそれぞれポイントを抑えることで軽減につながると思います。
汚いに関しては
、匂いなどもありますし、排せつに関することは慣れるまでは苦手な方もいますが、換気や消臭スプレー、手洗いなどで補完していくしかありません。
危険に関しては
ご利用者の介助の際の同時に転倒したり、大変な事故をしてしまったりの事だと思いますが、これは技術を磨くことは当然として、無理な際は気を遣わずにスタッフに助けを求めることも大切です。
その際、頼みやすい雰囲気を作ることも大切であり、そのポイントは、まずは自分がそんな雰囲気を出していくことが大切です。
これが背中で魅せるOJTともなり、あなた自身も困ったときに助けてくれるようなチームになっていきます。
キツイに関しては
人員配置の面がどうしても国の定めた基準通りでは手薄な時間、急な職員のお休みなどにより大変になってしまいます。
■POINTは、
・業務改善、見直し ・誰でも業務が円滑にできるマニュアルの作成となります。
・業務改善、見直し
これは大き目の紙などの左に時間を書いて早出・日勤、遅出、夜勤などに分け、普段行っているケアや雑務などを各職員が記入していきます。
ある程度のマニュアルはあるかと思いますが、時間が経つにつれて各々していることが違ってきたりすることがよくあります。
そこで、この用紙に私はこの作業はこの時間にしている、この業務は最近は必要なくなったなどの意見と共に記入します。そして書き終えたらサ責さんやリーダーさんが総括し会議などで決定事項として周知します。
このみんなが書くという事が一番大切であり、チームを皆で作るといった思考へと変革していきます。
この時に大切なのが、みんなが記入するということです。
そして書いたことに対しては
少し見当違いの意見であったとしても、真っ向から否定するのでは無く、意見としてきちんとくみ取っていきましょう。
この業務の見直しは、1カ月に1回程度は行う事が望ましいです。理由としては、新人さんが入ってきたり新たな利用者さんが入ってきたりすることが挙げられます。
又、1ケ月のルーティンワークとして習慣付けることと、家の片づけなどと同じく、溜めるよりも手直しは少なくなっていきます。
これらの取り組みは、ご利用者とのかかわりの時間を創出するためです。
これを説明出来れば理解を得る一助となります。
誰でも業務が円滑にできるマニュアルの作成
これは上記に挙げた業務の見直しにて網羅できるものですが、
例えば急な職員さんのお休みなどにより、違う部署や違うフロア、違うユニットなどからヘルプで来た際に、最低限のケアができる様にご利用者毎の詳細情報(ケアプランやアセスメント表まではいらない)を置いておくことが望ましいです。
内容は、特に困るのが、義歯の有無や、お茶にトロミ粉はつけるのか、その量は、食事形態の事、アレルギーの事、立位の事、トイレに誘導なのか、その際の移動方法の事などが欲しい情報となります。
また、食事の席が決まっている場合は、お名前と食席が一致するような表もあればうれしいものです。
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