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【川崎駅 ランチ裁判】1年でたった3カ月しか食べられない奇跡 @洋麺屋五右衛門

【注文内容】
・5種のきのこのポルチーニクリームソース 1300円


【判決】
リピ 120%(秋限定)


【判決理由】
・チェーン店だけど、完全に手作りで味は抜群
・チェーン店クリームソースのキングオブキングス
・中盤以降はチーズとブラックペッパーで自分好みに味変で満足度MAX


【詳細理由(有益情報はありませんので、暇な人以外は読まないでください)】

きっと皆さんも思っていたはずです。

「ええかげんにせえよ、夏」と。

今年の夏も暑かった、いや、暑いというかクソ暑いというか。

10月のくせに最高気温が30度を超える日も出てきました。

いや、夏は好きだったんですよ。

夏といえば、夏休み、花火大会、夏祭り、海水浴、肝試し・・・

思い出作りにもってこいのシーズンですよ。

で、やっぱりひと夏の恋ですね。

ま、ひと夏の恋なので


分速で、フラれてたんですけど


まぁでもそんなしょっぱいことも含めて、良い思い出です。

だからね、夏は好きだったんですけど、ここ最近の夏。

昼間は健康被害に直結するほどの暑さですし、なんせ長い。

気温基準でいえば4月から10月まで、ほぼ夏。

12カ月のうち7カ月?

で、12月から2月はきっちり寒いですよね?

となるとですよ

1月 冬
2月 冬
3月 春
4月 夏
5月 夏
6月 夏
7月 夏
8月 夏
9月 夏
10月 夏

11月 秋
12月 冬


プロ野球シーズン、全部夏やん


野球選手のみなさん、お疲れ様です。

よって、もはや「春も秋もなくなってる説」が世の中をかけめぐってるわけですが。

でもね、安心してください。


秋はなくなっても、秋メニューはなくならない


これがね、チェーン店の良さのひとつですよ。

外食が趣味の方って、飲食チェーン店に肯定的な人と否定的な人に分かれがちな気がするんですけど(私は個人店推奨寄りの中立)。

客から見た飲食チェーン店を利用するメリットって、基本的に


高品質な飲食サービスを安価で提供できる


これだと思うんですよね。

ですから、低品質な飲食サービスをそこそこの値段で提供してる飲食チェーン店が生き残るわけがないのです。

で、やっかいなのは「飲食サービス」というのが味だけではなく、接客サービス、お店のデザイン、居心地のよさ、客層のフィット感など、業態によって求められる要因の比重も異なるんですよね。

例えば、ラーメン。

これ、相当に味が認められなければ生き残るのはキツいでしょうね。

一方、内装とか接客とか、それはあんまりどうでもいい。

ただ、食べるというよりカフェとか、同伴者との会話などに使う(デートとか)ようなお店なら味とか値段も大切だけど


ダサいか、ダサくないか


これ、結構重要だと思うんですよね。

なぜなら、ダサくないチェーン店は強いのは歴史が証明しているからです。

その代表格がス○バじゃないでしょうか?

一時期の勢いはないかもですが、相変わらずス○バには若い女性客が多いですし、デート中の休憩に使ってもほぼ批判されることはありません。

一方、変にブームになるとブームが去った後は途端に「ダサい」扱いを受ける場合もあります。

タピオカとかドーナツとかパンケーキとかはブーム後に辛い状況になりました。ス○バはブームではなく一定なので強いです。

で、ス○バの対抗馬として、若い女性客以外のゾーンに向けたカフェ業態で成功しているのが星乃珈琲店あたりでしょうか。

ス○バと客層は違えど、圧倒的支持が定着してきました。

で、その星乃珈琲店をチェーン展開してるのは、日本レストランシステムという会社なんですけど。


この会社がすごいのです。


飲食事業を営む会社は一般的に営業利益率が低いと言われてますが、同社は長年にわたって利益率が非常に高く、極めて良好な財務体質を維持しています。

直近の決算公告を覗いてみると、501億円の資産のうち負債はたったの61億円。PLも売上458億円に対して売上原価は114億円、営業利益率も5%超え。

わかる人にはわかる、そんな企業なんですけどね。

その日本レストランシステムが運営してるのが


洋麺屋 五右衛門です(前置き長すぎる)


てことで、前置きが長すぎたので簡単にまとめます。

川崎駅アゼリア地下街の飲食店が並ぶストリートで、ランチタイムに長年に渡って常に行列になっているのが五右衛門。

正直、チェーン店の割に価格は安くない。

別に内装や接客が圧倒的に他店を凌駕しているわけでもない。



ただ、味は間違いない。



私、スパゲティに対しては結構シビアなんです。

正直、チェーン系のスパゲティで納得してるのはサイゼと五右衛門だけです。

とはいえ、五右衛門で食べるのはもっぱらクリームソースだけでして。

いや、五右衛門のクリームソーススパゲティはマジでヤバいうまさだと思うんですよ。

ただ残念なことに、クリームソースは全般的に不人気なのか…

五右衛門のグランドメニューにはかつて3~4種類ぐらいクリームソースが存在してたのですが・・・

現在は1品のみ(切なすぎる

そして、季節メニューでは唯一、秋にのみ登場するクリーム系。

今回はその秋限定クリーム系「5種のきのこのポルチーニクリームソース」を食してきました。

1年でたった3カ月しか食べられない限定メニューです。

スパゲティを注文するとスープがついてるのですが、これも何気においしいんですよね。

ついついお替り(別料金)するのが私流です。

で、今年はきのこ推しということで。

もうね、このクリームソースなら蒸し鶏だろうが伊達鶏だろうがベーコンだろうが。

なんでもいいんです、絶対にうまいので。

で、さっそく麺をすすりますが・・・


うんめーーーーーーーーー(゚д゚)!


わかってはいたけど、やっぱりうまい。

中身をよくみると、ニンニクや色んな細かく刻まれたものたちが入っていて、これらが複雑な味を演出しているのでしょうけど。

どんなに研究しても家ではなかなか再現できない。


五右衛門でのみ再現される奇跡のクリームソース


だから、お店に来る価値があるのです、はい。

ちなみに、チーズとブラックペッパーはお願いすれば提供して頂けます。

個人的にはこれらをたっぷり加えることでより濃厚でおいしくなると思います。

てことで完食です、ごちそうさまでした。

今季は、あと2回は食べたいですなぁ・・・

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