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Mr.インクレディブルの魅力
皆さん、こんにちは✋️
どうでもいい話、
先日、ディズニーの続編発表の中にインクレディブル3が入っていて超興奮したんですよね。
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なんたって、僕、Mr.インクレディブル超好きなんです。
キャラとしてより、映画として大好き。
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まぁ、なぜこの映画がよく出来ているのか。
それは監督の人生がこれでもかと詰められているからなのであると思うのです。
まず、映画の冒頭から観てみましょう。
冒頭、ヒーローの全盛期が描かれる。
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これはイコールでディズニー映画の全盛期を風刺しているのだと思う。
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なぜなら、この映画の監督ブラッド・バードは、十代のうちに神童としてディズニーに招かれていた若き天才だから。
しかし、彼は50歳近くまでディズニー映画を撮れなかった。
それは監督の青年期にはディズニーの映画部門は時代遅れとされ、縮小してしまったという背景があるからなんです。
かつてあった映画の栄華の時代。
そのノスタルジーがヒーロー全盛期、それがメタファーとして大きく機能している。
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それがMr.インクレディブルって映画なんです。
ちなみこのヒーローが抑圧される時代を描いた映画としてオススメなのが、映画ウォッチメン。
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これ凄くMr.インクレディブルと似てますけど、監督は意識せずに作ったそうです。
あと、このMr.インクレディブルって、スパイ映画からの影響もめちゃくちゃ受けてるんですよね。
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アメコミのスーパーヒーローだけじゃなくて、007みたいなスパイのキレの良さみたいのへのリスペクトみたいのが、作品全体から伝わってくるんですよね。
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監督が子供の頃はテレビに出てくるスパイをヒーローだと思って興奮してみていたと、どこかで語っていました。
ちなみに監督がこれまで作った映画で一番楽しかったのは今作Mr.インクレディブルらしいんですよね。
あとこの監督、これのあとミッションインポッシブルとか実写も撮るようになったんですよね。
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なんかシンゴジラの庵野秀明とちょっとその姿勢がカブる気もするんですよね。
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なんか似てません?
実写もアニメもどっちも撮れる天才。
このネタずっと書きたかったネタなんですよ。
実写もアニメもどっちも撮れる監督特集。
何時か書いてみようかと思います。(何時かは知らない)
そんで、Mr.インクレディブルの話題に戻すと。
中盤までこの映画はひたすら個性を隠して普通の人を演じ続ける主人公の姿が描き出されます。
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この個性を押し殺して生活する日々は、映画が撮れず長らくテレビの世界での仕事ばかりをして来た監督本人の自叙伝なんですよ。
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個性を持つものは世間に合わせることにこれだけ苦労してんだよ。
そういうメッセージが伝わってくる映画がMr.インクレディブルなのではないかと思うのです。
さてさて、では話をまとめると
このMr.インクレディブルと言う映画が最後に言いたいことは何だったかというと、
それはシンプルに家族っていいよね。
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これなんです。
このストレートさがたまらない。
やっぱ家族は大切にしないとね。
っていうそういうお話です。
で、今から3作目楽しみでしょうがない。
といったところで
では、今回はここまで。
👋