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登山部🌸

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私の好きな山『早池峰山』のお花を含めた登山記録や、歴史、宗教、文化、不思議な出来事など、自分で調べたことをこちらにまとめていきます。
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2024年6月の記事一覧

【登山】門馬コースで早池峰山

①早池峰山と北側斜面 ジュラ紀後期から白亜紀前期をピークに、早池峰山塊は複雑な地殻変動を繰り返して現在の形となる。 それから一億年の間に、大陸になったり海に浮かぶ島になったりしたが、早池峰山は常に陸地であったという。 特色ある植物達は今でも根付いて花を咲かせる、氷河期の遺存種として残った。さらに、今では見られないような花や動物たちも、いたのだろう。(宮沢賢治、『花鳥図譜、八月』他) 太古の息吹を感じる早池峰に立ち入るときには、いつも特別の感情に包まれる。  今回は南

【登山】花びより・真夏びよりの岩手山(馬返しコース)

早池峰讃歌をnoteしておきながら、朝起きたときの気分で岩手山に登ってきました。2024/06/22(土)の記録です。 汗だくの樹林帯を抜けて眺めの良いザレ場の旧道に出ると、容赦無い太陽の熱波に息も絶え絶え。でも標高を上げるほどに気温も下がり、念願の爽やかな風も流れ始めて、気持ちにゆとりを持てたのが六合目でした。 八合目まで来ると、お鉢の迫力が増します。 つづら折れのような道跡も無く、とにかく滑る。ふくらはぎが伸び切って硬くなるので、たまに休んでストレッチ。多くの人が反

早池峰登山 後記

山は、登ったあとから、やってくるものがあると感じます。 先日の早池峰山で転んだのは、戒めだったんだろうなあと思っています。幸い肩の腫れは痛みが減って、可動範囲に支障は無くなりました。 早池峰のことをもっと知りたいものの、早池峰に行けばその瞬間の満足に浸ってしまう。 日常の憂いも、ここにいる間は微塵も感じられない。楽しい気持ちしか浮かんでこない。深く呼吸できている。あぁ、自分はなんて小さいことで悩んでたんだろう、もっと大陸的に在ろう、そんな強い気持ちを持ち帰れる。 花に

【登山】ヘッスラで感じる早池峰山(痛)

転んだつもりじゃないのに、あれ、景色が傾いていく。受け身も取れずいつの間にかドーンと転んでた。 体調も体力も万全なのに、なんで?転倒現場でじっくり考えてみたものの、よーわからん。 下山の最中に頭から(文字通り)ヘッスラで転ぶのって痛い。久しぶりに打ち身でしびれました。筋も骨も痛くないけど、擦り傷にマキロンがしみます。早池峰山を肌で感じられてちょっと嬉しい。 でも大事に至らず幸いでした。気を抜くなってことだ。帰りに早池峰神社さん参拝。 そんな晴れの日のお山の記録。 サ

【登山】花咲く前夜の早池峰山

早池峰山に登ってきました。 河原の坊駐車場に上がるまでに若いホンシュウジカ4頭に出会う。舗装歩きで1頭としばしにらめっこ。若い個体は好奇心が強いのかな。 ヤマドリのドラミングにびっくりしながら七里河原を歩いていると、水がチョロチョロ流れているのに気がつく。雨が降ったんだろうと思います。(雨の日の登山もまた一興で、蛇紋岩の下を伏流する音が聞こえます) 雨粒は晴れるとすぐに消えてしまうので、この曇り空の中には雨粒を蓄えたお花が見られるかもと、ちょっと期待して登ります。 氷

【登山】花と祈りの岩手山

てんくらAの岩手山、朝からすっぽり雲に隠れて。薄暗い森は夢の中のようで、とても幻想的です。足元には常にお花。雨降る森は、雫が潤って活き活きしていました。 ナラやブナの森が火山特有の砂礫に変わり、早池峰のような岩稜も楽しめる岩手山は、やっぱりスケールが大きい。特有の香りも懐かしみ、歩かせてもらいました。 今日は登頂はせず、1600メートル付近まで登ってお花を楽しみ、雲の中でコーヒーして、下山してきました。 今日は幸いにも風がなくて、鳥の鳴き声が良くこだまする1日でした。森