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肩こりでこれだけは絶対行って欲しいセルフエクササイズ2選

肩が凝っている人にオススメのセルフエクササイズを2つご紹介します。

肩の痛みや固さでお悩みの人にもオススメのエクササイズです。ただし、行っていて痛みが増強するようなことがある場合には、エクササイズをやめたり、痛みのない範囲で行うなどしてください。

痛みは、カラダからの危険信号です。痛くても固くなるからと無理をすると逆効果で、炎症が起こってしまい、余計に痛くなったり、固くなったりしてしまいます。

今回ご紹介するセルフエクササイズは、肩の直接的な運動ではありません。肩の凝りや痛み、固さの原因になっているであろう部分への直接的な介入です。

無理のない範囲で行ってみてください。

回数は何回でもOKです。気がついた時に数秒から数十秒だけでも構いません。定期的に行い、習慣化させることの方が大切です。ぜひ、家事の合間や仕事の合間に行ってみてください。


① 首前のストレッチ

肩の凝る人、動きが悪い人は、頭が前に出ている人が多いです。頭が前に出ていると肩が凝るだけでなく、肩も回しにくくなります。

こんな時にオススメなのが、「首前のストレッチ」です。

動画を参考に、首の前側を伸ばしましょう!この首前の筋肉が伸びると、自然と頭が後ろへ。顎が引きやすくなります。

② 胴体(胸部)を柔らかくする体操

頭が前に出るのと同じくらい多いのが、胴体(胸部)が固いことが、肩こりにつながります。

肩の運動には、胴体の動きも加わってきます。この胴体が動かないと、肩の負担が増え、凝ったり、痛みを出したりします。

胴体を柔らかくするために下記の体操を行ってみてください。

胸を張って、背骨を伸ばしたり、逆に背中を丸めて背骨を曲げたりします。

こうすることで、背骨や肋骨、鎖骨、肩甲骨など、肩の運動に必要な部分がほぐれてきます。

上記の2つのエクササイズを毎日行ってみましょう。無理のない範囲で、継続することが大切です。

「継続は力なり!」

ぜひ、エクササイズを続けて、肩に不安のない日常を取り戻しましょう!!

おまけ

上記の2つでは、物足りない人には、下記のセルフエクササイズもオススメです。

自分のカラダの様子を確認しながら、追加で行ってみてください。

★ 背骨ゆらし

胴体(胸部)が固い人にオススメの体操です。

背骨をゆすって、胴体を柔らかくします。

★ 背骨ねじり

こちらも胴体が固い人にオススメの体操です。特に、カラダを左右にねじりにくい人にオススメの体操です。

★ 腹筋運動(ドローイン)

腰が反っている人にオススメなのが、腹筋運動(ドローイン)です。

腰が反っていると、どうしても背中が丸まりやすく、それが肩の動かしにくさにつながることがあります。

★ お尻のストレッチ

腰が反っている人、腰が痛い人にオススメなのがこの「お尻のストレッチ」です。

腰痛の人は、肩こりの人が多いのです。腰痛と肩こりを両方撃退しましょう!

★ 手首のストレッチ

最近、スマホやパソコン仕事で、手の指を使う機会が増えています。

手の使いすぎや手首の固さは、肘や肩に悪い影響を及ぼすことも多いです。

「手が疲れているな」、「手首が固いな」という人は、行ってみてください。

太もも前後のストレッチ

下半身が固い人は、太もものストレッチがオススメです。肩の不調は、実は下半身が原因かも?

下半身の固さが、胴体の固さにつながり、結果として肩に負担がかかっているケースも多いです。

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記事作成者の吉田の施術を希望する方は、下記のホームページの「ご予約フォーム」よりお申し込みください。

記事作成者紹介


吉田 一也(理学療法士・医学博士)

現在、大学教員のかたわら毎週木曜日に「肩専門店APULA高田馬場」にて肩の施術を担当している。

世界一受けたい授業(日本テレビ)やホンマでっか!?TV(フジテレビ)などメディアにも多数出演

「肩こり博士の最新肩こり解消法 鎖骨ほぐし®︎(日本橋出版)」が絶賛発売中


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