【Vol. 7】 肩関節の異常運動(肩甲骨の運動異常・小胸筋短縮)
Vol. 7では、まず肩関節の正常運動の基本的なところを学んだあと、異常運動について解説していきます。
とくに、ここ最近、海外でも注目を集めている「肩甲骨の運動異常」についてメインで取り上げられたらと思います。
そして肩関節疾患で高頻度で発生する「小胸筋短縮」についても解説していきたいと思います。
< 目 次 >
正常運動
1. 肩甲骨位置と触診方法
1-1. 肩甲骨位置と触診方法
1-2. 肩甲骨の触診方法
2. 肩甲骨運動の捉え方
3. 脊柱アライメントと肩甲骨位置の関係
4. 座圧中心と肩甲骨位置の関係
異常運動
5. 肩甲骨の運動異常とは
6. Scapular dyskinesisとは
7. 肩甲骨機能障害分類
8. 肩甲骨周囲筋の加齢変性
9. 肩甲骨運動に関与する筋
10. 小胸筋短縮
11. 腱板変性の発生アルゴリズム
12. 小胸筋とは
13. 小胸筋のストレッチ方法
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1. 肩甲骨位置と触診方法
今回は、「肩甲骨の運動異常」がメインテーマですので、肩甲骨(肩甲胸郭関節)の正常運動について頭の中を整理しておきましょう。
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1-1. 肩甲骨の位置
まず、肩甲胸郭関節での動きをみていく上で、静的な肩甲骨の評価が必要です。
肩甲骨の位置を整理しておきましょう。
上記のイラストは、一般的な肩甲骨位置をしてしています。
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