今更聞けない「問題」と「課題」の違い。【図解付き】
様々なシーンで「問題」「課題」という言葉を使う事があります。そして、その違いを知らず知らずのうちに使っていると、正しいコミュニケーションが円滑に進まないこともしばしば見受けられます。
当の私も、昔その違いが分からず幾度となく確認されることもありましたが、今はその違いが良く分かっており、この違いが分かったことで、ヒヤリング力が高まった様に感じております。
この記事を読んでおられる中では、カウンセリングという相手を知るに必要な職種に務められている方もいるのではと思われます。既に言葉の意味をしっている方でも、それを図解化し頭に留める事で、よりよいカウンセリングやヒヤリングの実施が行えるようになります。
釈迦に説法かも知れませんが、改めて知ることで、新しい気づきや学びに代えて頂けるのではとの想いで、この記事を投稿することと致しました。
まず、下の図解をご覧頂きたいです。
この図を見て頂くとお分かりの通り、「問題=具体的な解決を持たない漠然としたもの」であり、ある種答えが出ていない状態のことです。一方、「課題=目標に向かった問題解決の為の具体的策」で、漠然とした解決策の無い問題を、ステップアップ形式で階段式に取り組みやす具体策のことを課題と呼んでいます。
この事を、ダイエットを目的とした人のケースで例を取上げたいと思います。
この図では、現在60kgの人が、55kgに体重を落としたいという意思があることになります。この差(ギャップ)5㎏となる訳ですが、この5kgが目標ー現状の差であり問題です。
この5kgを減らす為に、無理なく始められるステップ、つまり課題化設定することで、具体的な策が見え、行動に移す事が出来るようになるわけです。
簡単な例ではありますが、「問題」と「課題」の違いを整理することで、頭の中がスッキリ出来ると思います。
私は普段、営業や企画案を練る際、この図を頭に思い浮かばせ、虫食い式に、相手の現状と、なりたい像を確認し、ギャップは一体何かを理解することで、解決策を書き出し、一つの企画にするように取り組んでおります。
単純な内容ではありますが、お役に立てられる内容であると嬉しいです。もしお使い出来そうであれば、使って頂きたいです。
著作
44310(SISISANTO)
代表 森川慎也
普段メディアに登場されない上場企業経営者様の取材動画の収録費用に活用させて頂き、多くの方々の学びの機会提供に活かして参ります!サポート頂けると幸いです😊