「自分がされて嫌なことはしない」を我が子に教える!マインドフルネスで育む「共感と思いやり」
「うちの子、自己中心的で困る…」
「人の気持ちを考えられる子になってほしい…」
そんな悩みを抱える親御さんは多いのではないでしょうか?
「共感」とは、相手の気持ちを理解し、共有すること。
「思いやり」とは、相手の立場に立って考え、行動すること。
これらは、豊かな人間関係を築く上で欠かせない大切な要素です。
そして、マインドフルネスは、 これらの心を育むための、 強力なサポーターになってくれます。
マインドフルネスが共感と思いやりを育む理由
マインドフルネスは、「今、ここ」に意識を集中することで
自分の感情や思考を客観的に観察し
それらに振り回されずに
冷静に対応できるようになります。
これは
相手の感情や気持ちに寄り添い
共感するためにも役立ちます。
また
自分自身を深く理解し
受け入れる ことで
他者への寛容さや思いやりも育まれていきます。
3ステップで実践!マインドフルネスで育む「共感と思いやり」
ステップ1:親自身がマインドフルネスを実践する
親の心の状態が子どもに影響する:
親がイライラしていたり
ストレスを抱えていたりすると
子どもにもその感情が伝わってしまいます。
まずは親自身が穏やかな心を育む:
毎日の生活の中にマインドフルネスを取り入れ
穏やかな心を育みましょう。
それだけで
子どもへの接し方も自然と変わってくるはずです。
ステップ2:子どもと一緒にマインドフルネスを楽しむ
親子で一緒に呼吸法や瞑想をしてみる:
呼吸に意識を集中したり
静かに座って瞑想したりする時間を
親子で共有してみましょう。
子どもは、親の行動を見て学びます。
親がマインドフルネスを実践する姿を見せることで
子どもも自然と興味を持つでしょう。
日常生活の中でマインドフルネスを意識する:
食事
散歩
遊び…
日常のあらゆる場面で
「今、ここ」に意識を集中することを心がけましょう。
例えば
食事の際は
味や香り、食感に意識を向け
ゆっくりと味わう。
散歩の際は
周りの景色や音
風の感触などを五感で感じてみる。
ステップ3:共感と思いやりの心を育むコミュニケーション
子どもの気持ちに寄り添う:
子どもが何か話している時は
他のことをしながらではなく
しっかりと目を見て話を聞きましょう。
途中で遮ったり
否定したりせず
まずは子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。
「なぜ?」ではなく「どう感じた?」と聞く:
子どもが何か問題を抱えている時
「なぜそんなことをしたの?」と責めるのではなく
「どう感じた?」と聞いてみましょう。
子ども自身の気持ちに気づかせ
自分で解決策を見つけられるようにサポートします。
感謝の気持ちを伝える:
子どもが何かしてくれた時は
具体的に感謝の気持ちを伝えましょう。
例えば
「おもちゃを片付けてくれてありがとう。
おかげで部屋がスッキリしたよ」など。
感謝の気持ちを伝えることで
子どもは自己肯定感を高め
他者への思いやりも育みます。
まとめ|マインドフルネスで、優しい心を育む
マインドフルネスは
親子の絆を深め
子どもに「共感と思いやり」を育むための
優れたツールとなります。
ぜひ、毎日の生活の中にマインドフルネスを取り入れ、
温かい心のこもったコミュニケーション を心がけてみてください。
次回予告:
次回は、「自己肯定感を高める:マインドフルネスとポジティブな自己イメージ」についてお話しします。 お楽しみに!
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30年ほど小学校の教員として勤務してきた経験から
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マインドフルネスを子育てに活かす意義
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