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ソクラテス流!子どもの「なぜ?」をチャンスに変える対話術


「なんで勉強しなきゃいけないの?」

「なんでゲームは1時間までなの?」


子どもからの「なぜ?」攻撃に、イライラしたり、うんざりしたりしていませんか?


でもちょっと待って! その「なぜ?」は、実は子どもの知的好奇心と探求心の現れ。


ソクラテス流の対話術を使えば、この「なぜ?」を、子どもの考える力をグーンと伸ばすチャンスに変えることができるんです!



ソクラテスの名言「私は何も知らないということを知っている」


古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、自分が無知であることを自覚し、常に「問い」を投げかけることで、真実を探求しました。


彼の有名な言葉「無知の知」は、まさにこの姿勢を表しています。



「なぜ?」への答えを教えるのではなく、一緒に考える


ソクラテスは、弟子たちに答えを教えるのではなく、問いかけることで、彼らが自ら答えを見つけ出すことを助けていました。


これと同じように、子どもからの「なぜ?」に対して、すぐに答えを教えるのではなく、一緒に考える姿勢で向き合ってみましょう。


例えば、子どもが「なんで勉強しなきゃいけないの?」と聞いてきたら、


「どう思う?」「どんな勉強が役に立つと思う?」と、逆に問いかけてみましょう。


すると、子どもは自分の頭で考え、答えを見つけようとします。



ソクラテス流対話術の3つのステップ


  1. 傾聴

     
    子どもの質問を最後までしっかり聞き、その言葉の裏にある気持ちや疑問を理解しようと努めましょう。


  2. 問いかけ

     
    答えを教えるのではなく、子ども自身に考えさせるような質問を投げかけましょう。

    • 「どう思う?」

    • 「どんな理由があると思う?」

    • 「もし〇〇だったら、どうする?」

  3. 承認と共感

     
    子どもの考えや意見を尊重し、共感の言葉を伝えましょう。


    たとえ間違っていても、否定せず、「そういう考え方もあるね」と受け止めましょう。



まとめ:子どもの「なぜ?」は、成長のチャンス!


ソクラテス流の対話術は、子どもの「なぜ?」をチャンスに変え、考える力を育むだけでなく、親子関係を深める効果もあります。


子どもは、自分の意見を尊重してくれる親を信頼し、安心して自分の考えを表現できるようになります。


さあ、あなたもソクラテス流の対話術を使って、子どもとのコミュニケーションをもっと豊かにしてみませんか?



ソクラテス流対話術、あなたの家庭ではどんな風に活かせそうですか?


ぜひコメントで教えてください!






この記事を読んでいただき ありがとうございます。


30年ほど小学校の教員として勤務してきた経験から

「ソクラテスに学ぶ 子育ての極意」をご紹介しました。


ソクラテスの名言や思考を子育てに活かす意義


ソクラテスや ソクラテスの名言や思考を子育てに活かす意義については

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