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【家族がバラバラ…】アドラー心理学で家族の絆を深めるヒント
はじめに
共働きやワンオペ育児など、現代社会では家族と過ごす時間が減少し、家族がバラバラと感じてしまうことも多いのではないでしょうか。
「もっと家族で一緒に過ごしたい」「家族の仲を良くしたい」と、そんな風に願う親御さんも多いでしょう。
そんな時こそ、アドラー心理学の教えをヒントにすることで、家族の絆を深めるヒントを見つけることができるかもしれません。
【家族がバラバラ…】に有効なアドラー心理学の教え
アドラー心理学は、「すべての人間は平等であり、それぞれが課題を抱えている」という考えに基づいています。
家族関係においても、この考え方はとても重要です。
家族がバラバラと感じてしまうのには、「何かしらの課題を抱えている」と考えられます。
例えば、「コミュニケーション不足」「お互いを尊重していない」「共同生活に慣れていない」などの理由が考えられます。
1. 課題の分離
家族がバラバラと感じていたとしても、それは「家族の課題」であり、「個人が解決するべき課題ではない」ことを意識することが大切です。
2. 勇気づけ
家族が仲良く過ごせている場合は、「家族の良さを具体的に褒め」、「一体感を高める」ことで、家族の絆を深めることができます。
3. 信頼関係
家族が安心して本心を話せるように、「共感」と「傾聴」を大切にすることが大切です。
教えの意味
アドラー心理学のこれらの教えは、家族が「互いを尊重し、協力し合える関係」へと成長していくためのサポートとなります。
子育てへの活用方法と具体例
1. 課題の分離:家族がバラバラと感じている時の親の反応
状況: 家族がそれぞれ離れてテレビやスマホを見ている
親の課題: 家族がバラバラと感じてしまう
家族の課題: コミュニケーション不足
活用方法:
「家族で一緒に何かしようよ」と声をかけてみる
なぜ家族でコミュニケーションを取らないのか、話を聞いて理解しようとする
「一緒にゲームをしようか」と、家族で楽しめる活動を持ちかける
2. 勇気づけ:家族で楽しい時間を過ごせた時の言葉
状況: 家族で旅行に行き、楽しい時間を過ごした
親の課題: 家族で楽しい時間を過ごせたことで、親が嬉しくなってしまう
家族の課題: 楽しかったことを認めてもらいたい
活用方法:
「家族で旅行に行って楽しかったね!また行きたいね」と具体的に褒める
「どんなことが楽しかったの?」と、話を聞いて興味を示す
「これからも家族で楽しい時間を過ごしましょうね」と励ます
3. 信頼関係:家族が悩みを抱えている時の態度
状況: 家族の一人が悩みを抱えているようだが、話したがらない
親の課題: 家族が話したがらないことで、親が不安になってしまう
家族の課題: 自分自身のことを話せば、否定されるのではないか
活用方法:
「何か困っていることはある?」と、声をかけてみる
家族が話したいタイミングで、話を聞く
「あなたの話を聞いて、理解しようとしているよ」という態度を示す
さいごに
アドラー心理学の教えは、家族の絆を深めるためのヒントとなります。
今日紹介した内容を参考に、ぜひ家族とのコミュニケーションを大切にし、家族の幸せを築いてください。
この記事を読んでいただき ありがとうございます。
30年ほど小学校の教員として勤務してきた経験から
「アドラー心理学に学ぶ 子育ての極意」をご紹介しました。
アドラー心理学や アドラー心理学を子育てに活かす意義については
1分解説動画を ご覧ください。
文字起こし文付きの 記事も読むことができます。
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