![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22422589/rectangle_large_type_2_4be076e7ac8843504521b49a9fea161f.png?width=1200)
とってぃーの先生実践録 vol.15
今年度で、小学校教師としては三年目、特別支援学級経級の担任は二年目となりました。
特別支援学級の在り方は、自分の先生としてのスタンスとマッチしていて、とてもやりがいを感じています。
以前、自分の過去のストーリーに触れながら、noteを書かさせていただきました
子どものころの体験が自分のやりたいことに結びつき、特別支援教育を学びたいと思うようになったのです。
それともう一つ。
「すべての子どもたち」という自分の覚悟を、この特別支援教育で発揮したいという気持ちがあります。
今回はそのお話。
①教育の本質
大学時代、不登校支援を行うフリースクールでインターンを行っていました。
学校現場以外の選択肢を知り、多角的な視点で教育を考えたい、それが動機でした。
そして、インターンでの学び。
フリースクールの子どもたちと毎日過ごす中で、「教育の本質」を少しだけ、学ぶことができた気がします。
どんな子どもであろうが、個性や輝きを持っていますが、人々の支えや活かせる環境などがなければ、その個性や輝きは失われてしまいます。
自信をなくしてしまった子どもたちの姿を見て、自分は心が苦しくなってしまいました。
誰からも手を差し伸べられず、きっと子どもたちは孤独だったのでしょう。
そんな子どもたちへ、フリースクールでは一人一人のカリキュラムをオーダーメイドで作成し、子どもたちの自信を取り戻す実践を考えました。
そして、一人一人の笑顔を少しずつでも取り戻していくために、工夫や努力を重ねてきました。
学校に行かない子どもたちは、何のためにという「教育の本質」を教えてくれたのです。
自分の目的は、一人一人の笑顔のために。
②特別支援教育だからこそ、できること。
フリースクールのような自由な教育現場だからこそ、できた実践をたくさん考えてきました。
しかし、この無数のアイデアが、特別支援学級という場で活かされています。
特別支援学級のカリキュラムは一人一人の実態に応じて、臨機応変に組み替えることができます。
先ほど述べさせていただいたオーダーメイド教育にとても似ています。
4月から新しいクラスとなり、新しい子どもたちがやってきました。
まずは、子どもたちの実態を把握し、何が必要か、目的を明確化していきます。
そして、目的に合った手段を考え、保護者の方や他の先生方と連携しながら実践をしていくことで、学びを深めていけたらと思っています。
頭の中のワクワクを子どもたちへ、今年度もとても楽しみです。
特別支援教育って面白いでしょ??