Edtainment!!
過去の体験を踏まえ、2020年に踏み出す、新たなチャレンジの話をさせてもらいます。
はじめに
過去の体験とは、「フィンランドへの留学」。
フィンランドで学んだことを、日本の学校現場でどのように実践していくことができるか、コツコツと考えてきました。
新たなチャレンジとは、「本をつくる」。
フィンランドをキーワードに集った若い世代の人たちと本をつくりながら、「Edtaiment」というムーブメントを起こしたいと思っています。
「Edtaiment」 という聞きなれない言葉は、③の内容で詳しく説明します。
①憧れのフィンランドへ
②教育現場の葛藤
③みんなで楽しむ文化をつくりたい
のストーリーでお読みください。
①憧れのフィンランドへ
この夢が叶ったのは、大学四年生の11月〜12月。
大学生活の本当に最期でした。
きっと、「トビタテ!留学JAPAN」に合格し、日本代表に選ばれなかったとしたら、自分は夢のままで終わっていたでしょう。
当時、自分は石川県というローカルでフリースクールの立ち上げに携わり、スタッフとして子どもたちと関わる日々を送っていました。
そのため、フィンランドへの留学も「不登校支援」という視点に絞り、多様な教育機関を回りながら、支援の在り方について学んできました。
明確な目的を持ちながら、極寒のフィンランドを燃えるように過ごしました。
正直なところ、もう少しゆっくり過ごしたい想いもありましたが、一日一日がとても充実していて、夢が実現できて本当によかったと思っています。
また、この「トビタテ!留学JAPAN」では、個性的な仲間に出会うことができました。
今でも交友関係が続いていて、大好きなコミュニティの一つです。
②教育現場の葛藤
月日は流れ、自分は公立の小学校の先生となりました。
地元を離れ、初めての土地でのスタート。
先生になったからには、フィンランドで学んだことを教育現場で積極的に取り入れたいと考えていました。
学校外の教育機関との連携。
個に応じた自由な環境。
多様性に触れる体験。
などなど。
しかし、待っていたのは多忙な日々。
目の前の子どもたちとの関わり、保護者との関わり、同僚との関わり。
頭の中にはやりたいという想いがありながらも、なかなか実現できない現実にもどかしさを感じる日々が続きました。
「あの時、全力で駆け抜けたフィンランドの日々や時間は何だったんだ。」
最初の一年目はそう、考えるようになってしまいました。
③みんなで楽しむ文化をつくりたい
やりたいことができない環境に立って、どうしたら実現できるかを葛藤してきました。
その中で自分なりに見つけた答えが二つあります。
一つ目は、仲間を巻き込む、巻き込まれる。
信頼できる仲間がいるコミュニティが近くにあることで、明日を生きる活力が湧き出してきます。
キャンプをしたり。
イベントをしたり。
一緒に暮らしてみたり。
決して、葛藤しているのは自分だけではないんだ。
一人ではなく、仲間と共にやりたいことを実現していこうというマインドにシフトしました。
二つ目は、楽しむ。
子どもたちや日本の未来。
重たい言葉として感じる人もいると思いますが、ワクワクしながら考える文化をつくりたいと思っています。
なぜなら、ワクワクする未来をイメージできなければ、そんな未来は待っていないからです。
「Edtainment」とはEducation とEntertainmentの造語です。
これからの教育を考えるにあたって、エンターテイメントのようなワクワクを取り入れたい。
それが自分が今やりたいことです。
「本をつくる」ということも一つのエンターテイメントととして、捉えています。
そして一人ではなく、フィンランドを旅した仲間と一緒に、それぞれの視点で執筆していきたいと考えています。
「トビタテ!留学JAPAN」の生みの親、船橋力さんも最近、「トビタテ!世界へ」本を出版しています。
この本を読まさせてもらって、船橋さんの力強いメッセージも印象に残っていますが、自分と同じ立場であるトビタテ生のストーリーがたくさん載っていました。
「トビタテ!留学JAPAN」に関わっている、たくさんの人たちにスポットライトが当たる温かさが本当にいいな〜と思いました。
最後に、冒頭でもお伝えしましたが、
「Edtainment」で
ムーブメントを起こします!!
お楽しみに!!!!
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