10月の桜
今日、近くの、多摩川の河川敷に散歩に行って、帰ってきた妻から聞いた話です。
(写真も、すべて妻が撮影したものです)。
この前は、上流方面に歩いたので、今日はその逆のコースで、下流へ向かって、歩くことにした。
日曜日だから、走っている人がいっぱいいた。
大混雑までいかないけれど、すれ違う時に、人を避ける感じで、歩いていた。
歩いている方向に、彼岸花が見えたけど、この前歩いた上流方面よりは、少なかったと思う。
イネ科の植物で、土手が覆われていた。
チカラシバ。あと、エノコログサや、それから、キンエノコログサ。たぶん、いちばん面積を占めているセイバンモロコシ。それと、セイダカアワダチソウ。
ところどころに紫の花が咲いていた。名前がわからなかった。
もう少し下流方向へ歩いて、桜並木を通り過ぎた。
さらに進んでから、そろそろ戻ろうと思って、同じ土手の道をUターンした。
それで、またもと来た道を歩いていると、人が何かを見ているのを、見つけて、なんだろう、と思って、その人が去ったあとに見てみたら、さくらの花が咲いていた。
ちらほらだけど、咲いていた。
ピンクだったり、白だったりの花びらだった。
本当に、枝先にちょろちょろって咲いているのだけど、貴重なものをみたような気がした。
うわー、いまどき咲いてる。と思って、デジカメにおさめていたら、通りすがりの女性も、気がついて、わー珍しい、濃いピンクとか、白とか、まざってますね。と話をした。
その人は、私も撮らせてもらおう、と言って、スマホで撮っていた。
撮り終わって、そのまま、失礼しちゃったので、妻は、ちゃんとあいさつすれば、よかったなあ、と思った、と言っていた。
そのあと、河川敷を歩いて、行きに気になっていた、いつもとは違うツユクサの群れがあったので、それもデジカメにおさめて、帰りました。
そして、帰ってきて、妻は、その河川敷のことを話してくれた。
私は、今日の様子は全く見ていないけれど、話を聞いて、写真を見せてもらって、知っている場所なので、あ、あそこか、と思ったり、妻が、通りすがりの人と、桜の花を見ながら、話をしている姿が、なんとなくイメージできた。
それにしても、最初にさくらの花に気がついて、見ている人がいなかったら、妻も気がつかないはずだった。そうなったら、私も、10月の桜のことは、知らないままだったと思う。
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読書感想 『持続可能な魂の利用』 松田青子 『「おじさん」消滅の正統性』
「コロナ禍日記 ー 身のまわりの気持ち」② 2020年4月 (有料マガジンです)。
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