「肌寒さと、オミクロン対応ワクチン」。2022.10.8.
肌寒い。
午前8時頃には、家の前の道路に、学校へ向かう高校生が多く歩いている。
クリーニング屋
歩くと汗をかくくらいらしいけれど、出かける前は、かなり寒く感じ、冬にも着られるセーターをワイシャツの上に着て、さらにジャケットを着る。
午前9時前に家を出る。
もう学生はいなくなった。
道路にも走っている人がいたけれど、人通りは少ない。
牛丼屋にも人がいない。
この何年かでも、何度も店がかわった線路沿いの場所に、新しくクリーニング屋が出来ている。
青いカラーが目立つ。
マスク
電車はいつも通りに来て、車内には人が少ない。
窓が少し開いている。
電車は駅を進み、いつものように終点ひとつ前の駅で人が比較的多く乗ってきて、その中に若くおしゃれな女性がノーマスクで、なるべく人と距離をとって立っている私の方向へ、乗り込んできて、近くに歩いてくる。
まだ、ちょっと怖い。
だけど、そんなことを気にする人の方が、少数派になっているように思う。
アルコール
終点に着いて、電車を降りると、やっぱり人並みになっていて、流れに乗らないと、たぶん人と当たってしまうから、少し早足で改札へ向かって歩く。
改札を一つ抜けて、また違う改札へ入る。
そのそばに小さい机があってアルコール除菌用のポンプが置いてあって、今日は、そのポンプが四角い枠から出ているから、誰かが使ったようだった。私も使って、その枠の中に戻す。周りの人は誰も使っていない。
階段でホームに降りて、電車に乗る。
ドアのそばでは、ずっと話をしている女性二人がいたので、そこからちょっと遠いところドアのところで立っていた。
電車が走り出す。
すぐそばで座っている中年男性が少しセキをする。
大丈夫かなと思ったら、さらに重くからまったセキを2度もする。
少し遠い場所から別の人のセキが聞こえてくる。
次の駅で車両を変えた。
こんなことをしている人もいないのだと思う。
テレビドラマ
電車に乗っていて、なんだか体が温まってきて、セーターを脱いだ。少し汗をかいている。
電車の中の隅っこには10月から始まるテレビドラマの広告が何枚も並んでいる。
季節の変わり目なのだと思う。
目的の駅について、降りて、道路を歩いていたら、空気はやっぱり冷たい感触のままだった。
前から歩いてくる男女のカップルは、先週も、同じような場所で、すれ違った。
男性がマスクをして、女性がマスクをしていない。
今日も手をつなぎ、何か会話をしながら、穏やかに通り過ぎていった。
静かな朝だった。
ワクチンを摂取する人は、またさらに減るのだろうし、このニュースもどれくらいの人が関心があるのだろうと思う。
セーター
午後4時過ぎに、用事が終わり、朝降りた駅に向かう。
空は薄曇り。日差しが雲の向こうに少し見えて、なんとなく暖かさが感じられる。
今日は朝方にセーターを着て、それから脱いで、そのあとに一度も着ないままだった。
駅に着いて、改札に入って、階段を降りたら発車のメロディーが聞こえてきたので走って降りて閉まる寸前の車両に乗り込む。
久しぶりにぎりぎりの乗車をして、そして、車掌のひんしゅくをかっているのかもしれない。
ニュース
ドアの上の小さい画面にニュースが流れる。
過労死白書
節電ポイント
13日から接種開始
ノーベル平和賞
SMBC日興証券相場操縦事件
和牛のオリンピック
スーツケース
目的の駅について、降りて、違う路線に乗り換える。
電車に乗って、ドアのそばに立っていると、近くの座席に座っている女性が、くしゃみを始める。セキもしている。距離をとった。
だけど、そんなふうに気にしている人間は、もういないかもしれない。
それでも、コロナ禍は続いていて、毎日のように亡くなっている人はいる。
そういえば、今日はスーツケースの人が目立った。
3連休だった。
また、人が動いて、感染が増大しそうだけど、もう気にしない人の方が多くなってしまったのかもしれない。
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