冷たい雨と、「マスクの着用」。2023.3.18.
天気予報通り、昨日から雨が降っていて、今日も降り続いている。
雨。
冷たい雨。
また寒くなった。
値上がり
午前9時前に家を出る。
道路に人通りは少ない。
駅に着いたら、ホームには20人くらいの人が待っている。
今日から、電車の料金が値上がりになる。
マスク
電車が来て、車両に乗り込む。
窓が少し開いている。
乗客は、これまでと同じようにマスクを着用している。
変わらない光景だった。
カサ
終点に着いた。
電車のドアが開く。
みんな一斉に降りていく。
少し後ろでカサが倒れる。
その音に、つられて見たら、そばにいた初老の男性も見た。
てっきり、その人のものだと思っていたけど、全く関心を示さないまま、また前を向いて、電車が降りていく。
他の人も見ているけれど、誰も関心を見せない。
忘れ物のようだ。
拾って、少し小走りをして、乗り換えの時間を気にしながら、忘れ物預かりの窓口のような場所に行き、渡す。
かなり焦っているけれど、駅のスタッフの方に、ゆっくりと穏やかな口調で、どこにあったのかを聞かれて、今、乗っていた電車の名前を言って、また走り出す。
アルコール
改札を出て、改札に入る。
確かに、値段がかわっている。
アルコール除菌のポンプがあって、今日も一人しか使っていない。
だけど、まだあるんだと思う。
スーツケース
駅や改札近辺でも、スーツケースや、キャリーケースを持っている人が目立つ。
次の電車が来て、乗り込んで、ちょっと数えただけでも、1つの車両に6人も持っていた。
そのうちの一人の女性だけが、マスクをしていない。
さくら
寒くて、空は灰色で、雨も降っているけれど、電車の窓から、少しだけ咲いているさくららしき花が、あちこちに見える。
マスク着用
まだ、コロナ禍が収束もしていないし、医療体制が整ったとも聞いていないし、これから、また「第9波」がくるかもしれないのに、どうして、こんなにマスクを外すことにこだわるのか。はっきりと、「マスクを外す」というような指示はされず、「個人の判断に委ねる」という一方で、卒業式などは「マスクを外すことを基本」という通知が出される。
じわじわと、マスクを外させることを、忖度させるような気配を感じる。
それは、もしかしたら、勘違いかもしれないけれど、そんな気持ちになるような流れであり、それでも、体が強くなかったり、持病を持っている人間が身近にいるので、私自身は、人と接する場面では、これからもマスク着用を続けようと「個人の判断」をしている。
夕方
午後4時に用事が終わり、また朝降りた駅に向かう。
まだ雨が降っている。雨量はかなり減ったが、気温は低めのままだった。
遅延
駅に着いたら、ちょうど電車が来た。
乗り込んだら、この時間も、乗客のほとんどがマスクをしている。
静かな車内のまま、電車が進む。
ドアの上の小さめの画面では、路線の遅延を伝えている。
帰りも、スーツケースや、キャリーケースが目立つ。
小さめの画面で、また、違う路線の遅延の文字が並んだ。
今日は、その画面では広告がほとんどで、いつものようにニュースを流していない。そのうちに目的の駅に着いた。
枠
乗り換えの時に、改札のそばのアルコール除菌ポンプを使っているのは、この時間帯も、私だけだったけれど、その机の上の「枠」からズレていたので、誰かが使ったのは、わかった。
ポンプを押してから、その「枠」に戻した。
静かな車内
また違う路線に乗り換えるけれど、スーツケースやキャリーケースが、やっぱり目立つ。
静かな車内。小さい声での会話だけが聞こえる。
座席に座っている女性が一人だけマスクをしていない。今日は、朝も一人だけだったから、行き帰りでは2人だけだった。
競馬
ドアの上の小さい画面では、今度は、また違う路線の遅延情報を流している。
近くの座席に座っている中年男性が、スポーツ新聞の競馬のページを、じっと読んでいて、しばらく動かない。
ジーンズ
電車が進んで3つ目の駅に止まって、ドアが開いたら、そこにスソがきれいに広がったベルボトムのジーンズを履いた男性が立っていて、乗り込んできた。
少し、見続けてしまった。
自宅の最寄りの駅に着いて、電車を降りる。
カサをさすかどうか迷うくらいの、小雨が降っていた。
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