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『猛暑と、コロナワクチン定期接種』。2024.9.21。

 真夏日ではなく、35度以上の猛暑日が、9月の下旬でもあった。

 しかも、今日は東京でも35度になるかもしれない天気予報だった。


薄曇り

 朝起きたら、薄曇りだった。

 それでも涼しいわけではなく、こもったような暑さを感じる。

 午前9時前に家を出る。

 駅までの道路を歩いていると、暑いのだけど、真夏の時のような、こわいほどの迫力のようなものは、気温が上がってきても、さすがに感じなくなってきたことに気づく

パン

 道路を歩いて、すれ違う人は、今日は女性が多い。

 学生。
 ランナー。
 駅のそばには、パンを食べながら歩く人がいた

 人通り自体は、少ないと思う。

文庫本

 いわゆる1000円カットの店の前には誰もいなかったが、牛丼屋には背中を向けて食事をしている人が1人いる。その向かいのカット&カラーの店の前のベンチには、文庫本を読んで、開店を待っている女性がいる。

 カバーもかけていないけれど、歩きながら一瞬だけしか見ることができず、だから、その表紙のタイトルが分かりそうでわからなかった。表紙が赤で、目立つことだけはわかった。

ホーム

 駅について改札の上の電光掲示板に文字が流れる。

 中央線が運転見合わせ。という情報を知る。

 駅のホームに着いたら、今日はいつもよりも人が多い。

 30人くらい。

 小さい子ども連れが目立つ。何かあるのだろうか。

 電車が来て、電車に乗る。

 やはり、今日は、小さい子どもが多い。

 次の駅に着く。
 子ども連れのほとんどが降りていくようだ。

 小さい女の子が「ママ」と不安そうな顔で車両の中を動いて、若い女性の伸ばした手をつかんで、ホームへ向かう。

 そのあとに、別の手をつないだ女性と、幼い男の子も車両から降りようとするが、男の子は降りたくないように、手すりをつかんだ。それでも、女性は、逆の手をしっかりとつかんで、そのまま歩いて、男の子の体は少し浮いたようになったけれど、手すりからは手が離れた。そして、何事もなかったようにホームを2人で歩いて行った。

 ドアが閉まる。

 車両が空いたので、空席に座れた。

会話

 電車はさらに進んでいく。

 終点に向かっていく中で、そばの座席に座っている中年夫婦と思われる2人の男女が、スマホをテーマに話をし、その言葉のところどころが聞こえてくる。

 食卓などで、子どもがスマホを使って、話をしない、といったことなのかと思ったら、最後の方で、パソコンの方が作業が早いから、いろいろやりようがある、という言葉がはっきり聞こえてきたくらいで、終点についた。

 その会話が、何について話をしているのか、よくわからないまま、ドアが開いて、降りなくてはいけないから、その会話は遠ざかっていった。

焦り

 降車ホームは人でいっぱいになり、改札へ向けて、大勢が歩いていく。

 最初に改札を出て、次の改札に入らなくちゃいけなくて、その移動時間も、それほど長くなくて、ただ、今日は、そのスピードがなんだか少し遅い。

 少し前に赤いTシャツを着ている男性が、ゆっくりめに歩いていて、それで、その近辺の動きが遅くなっているようだ。次の改札に入る時刻が、いつもよりも遅くなりそうなので、そうなると、次の電車に間に合わなくなるかもしれない。

 などと思っていると、むだかもしれないけれど、少し焦って、珍しく小走りになり、前方を歩く赤いTシャツの男性を追い抜いて、次の改札を入った。

 階段を降りたら、電車はすぐにやってきた。

画面

 電車に乗って、ドアの上の小さい画面に、電車の情報が流れる。

 山形新幹線が大雨で遅れる、ということだった。

扇子

 電車が走り出して、次の駅に向かって、減速し、次の駅に着く。

 エリートビジネスパーソンに見える髪も短めにおしゃれに整えて、青いワイシャツを着ている若い男性が乗ってきて、渋い色合いの扇子で、すごい勢いで自分をあおぎ続けている。

 そのスピードは速いと思っていたら、電車が走り始めたら、さらにその扇子のスピードがあがったように思えた。なんだかすごい。

見出し

 自分が立っている場所から、ドア一個分先で、少し遠いと思える位置で、スポーツ新聞を読んでいる中年男性がいる。

 51という数字がある見出しで、大谷翔平の記事なのは、わかる。

ファスナー

 電車の窓から外を見ていると、あちこちで工事をしていて、気がついたらビルが高くなっているから、作業は確実に進んでいるのだと思う。

 窓を見ていたら、自分がうつり、ズボンのファスナーが開いているのに気がつく。

 誰も見ていないのに、あわてていないように、そっとあげる。

 家を出てからの、ここまでの時間、ずっと開いていたと思って、そのことを想像して、振り返ってみると、かなり恥ずかしい気持ちになる。

1000円札

 目的の駅に着く。

 ホームに降りたら、ずっと扇子をあおいでいたエリートビジネスパーソンも、一緒に降りた。

 ホームを歩いて、エスカレーターを通り過ぎて、階段を上る。

 上からくる中年男性が、パッと見て、1000円札を10枚くらい両手で持って、紙幣を扇状に開いて、数えながら、階段を降りてきた。

 何のためかわからない。

スーツケース

 改札を抜けて、今日もそれほど人がいない駅の構内を通り、連絡デッキから階段を降りる。

 階段を降りた場所のそばには、スーツケースを持って集まった若い男女の10人ぐらいのグループがいて、楽しそうに笑っている。

 その姿を横目で見て、線路際の道路を歩く。

 ほとんど人とすれ違わない。

 工事は続いているようで、あちこちクレーンもある。

 もうせみの声は聞こえない。

 薄曇りで、だけど、やっぱり暑い。


コロナワクチン定期接種

 厚生労働省は19日、10月から始まる新型コロナウイルスワクチンの定期接種で使う5製品を決めた。米ファイザーなど4種のほか、9月に承認を得た明治ホールディングス傘下のMeiji Seika ファルマの「コスタイベ」も加わった。

(『日本経済新聞』より)

 淡々とワクチンの話題が出始めた。

 昨年までは、ファイザーが主流だったのだけど、そこに明治ホールディング傘下の企業が開発したらしい「コスタイベ」も加わる、と報道されているが、知らないうちに、これまで聞いたことがない国内のワクチンができていた。

 説明もないので、やはり不安だし、こうしたことは、また新たな陰謀論なども聞かれそうで、そういう不安も増えそうだ。

 毎回のことになるとはいえ、ワクチンについて、やはり本当の意味での「丁寧な説明」があることが、少しでも、陰謀論などを減らせると思うのだけど、もう、本当に関心を呼ばなくなっているのだろうか。

 やはり、重症化リスクのある家族に接種してもらうとすれば、最初にワクチンを接種してから、ずっとファイザー社製だったので、どうしてもそのほかのワクチン、特に急に登場した印象のある「コスタイベ」は避けて欲しい気持ちになってしまう。

 そういう人は、ワクチン接種を考えている人に、少なくないような気もする。




夕方

 午後4時過ぎに用事が終わり、朝降りた駅へ向かう。

 まだ暑い。

 駅に着くまでに、商業施設のそばを通るのだけど、人通りは少なく感じる。

 3連休の感じは薄い。

ベビーカー

 駅に着いて、ホームを少し歩いて、空になったペットボトルを、今は現金が使えなくなった自動販売機のところの回収ボックスに入れたら、電車が来た。

 車内の人はやはり少ない。

 マスクをしている人は、ほとんどいないようだった。

 大きな駅で人はたくさん降りる。

 ベビーカーを押した家族が乗ってくる。

 ドアのそばに立っていたのだけど、そこに向かってきたようなので、その場所を去って、違うところに移動して、立つ。

 電車は出発する。

うたたね

 座席に座っている若い女性が、スターバックスの大きめの不透明のカップをひざのところに持っている。

 そのまま、止まっていると思ったら、うたたねをしているようで、上半身が、ゆっくりあちこちに揺れている。

 時々、目を覚ましているようだけど、カップはしっかりと握られていた。

スポーツ新聞

 目的の駅に着いて、降りる。

 そこで、また違う路線に乗り換える。

 普段は、そのホームにある売店のことは気になっていて、地元の名産のお菓子などが置いてあって、時々欲しいと思いながら、ほとんど何も買ったことがなかったのに、大谷翔平が見出しになっているスポーツ報知を買ってしまった。

 この売店で新聞類を買ったのは初めてだった。

 まだ暑いといっていい気温だった。


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