『サミット報道と、「定点把握」』。2023.5.20.
雨が上がる。
昨日は、一時期、あれだけ激しく降ったのに、今日は天気予報通りとはいえ、天候は変わっている。
遠足
午前9時前に家を出る。
道路の人通りは少ない。
歩くと、じめっと湿気を感じる。
空気がちょっと重い。
駅まで行く。改札前に、小学生らしき集団が、みんなリュックを背負っているようだった。
遠足だろうか。
マスク
ホームには20人くらいの人が待っている。
マスク着用は、過半数くらいだと思う。
電車が来る。
車両に乗ると、マスクをつけている人の割合がさらに増えたようだった。
アルコール
電車は静かに進み、その路線の終点に着き、乗り換える。
次の路線のホームに着いて、電車を待つ。
あれ、さっき、いつも使う除菌のアルコールを、今日は使っただろうか。と思い、こんなふうに記憶がはっきりしないのは、この3年くらいで初めてだった。
使うことへの意識が、少し軽くなってしまったのだろうか。
自分でも、意外だった。
車両
マスクをしていないグループが2両目に乗ったので、私は1両目に乗ったのだけど、そこにもノーマスクは、どこにでもいるのが当たり前で、全体の3割くらいになっている。
ただ、はずしたい人が多くて、自然だと思う。
遅延情報
今日の朝も、出かける前には、電車の情報をサイトで確認するのだけど、その時は、全くなかった遅延情報が、ドアの上の小さい画面では、武蔵野線に遅延、という文字が並んでいた。
時刻を見たら、ついさっき、そんなことになったらしい。
小雨
目的の駅に着いた。
さっき、アルコールを使ったのか自信がなかったので、この駅にはボトルがなかったかと探したら、いつも出ていく改札の、その向かい側の改札の隅っこ。人の動線にはないような場所にあった。
今まで気がつかなかった。
テープで止めてあるボトルで、除菌をした。
駅の構内を出たら、本当に細かい、小雨というよりは霧雨が降っていた。
あちこちの緑は、それでも鮮やかなままだった。
サミット報道と、「定点補足」
今週のニュースでは、「広島サミット」のことが多かった。
岸田首相は、この瞬間のために、政策として、3月からマスクを外すことを推進してきたのだろうか、と思うほどの笑顔に見えた。
今、とても難しい国際情勢の中でのサミットは、いろいろな意味で重要なはずで、ホスト国としては、もっと緊張感が強い表情をしていても、いいのにとは思う。
それまで毎日、感染状況を発表していたのが、5月8日の「5類移行」以来、週に一度になった。そうであれば、5月15日頃かと思っていたら、「5類移行」から、10日以上経った、「広島サミット」がスタートする同じ19日に「定点把握」として発表されていた。
だけど、それほど報道もされていないし、実際に数字を見ても、素人ではどう判断すればいいのか分からなかい。
体が弱かったり、持病を持っている人間にとっては、今まで見えていた怖さが、見えない恐怖に変わったような気がした。「5類移行」は、とにかく、もうコロナ禍は終わっていないのに、終わったことにしたい、という意志は感じる。
夕方
午後4時過ぎに、用事が終わり、朝降りた駅へ、もう一度向かう。
雨は上がって、日がさしている。少し暖かくなっている。
グループ
駅のホームには、人が多い。
半分くらいは、マスクをしてない印象だった。
2つの3人グループが、それぞれ楽しそうに話をしている。
どちらもマスクをしていない。片方は、若い世代。もう片方は、シニア世代。
ニュース
電車が来て、電車に乗る。
ドアの上の画面では、天気予報が始まる。
今は、晴れ間で、これからまた雲が広がる。ということを、初めて知った。
そのうち、ニュースが始まる。
アルコール
静かなまま車両は進んでいく。
車内は、マスク着用率は、だいたい70%くらいだと思う。
ドアの上の小さな画面には、また違うニュースが流れる。
目的の駅に着いて、乗り換える。
帰りは、確実に、改札そばのアルコールポンプを使った。
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