ロロ『本がまくらじゃ冬眠できない』
国際交流基金が舞台公演作品をオンライン配信するプロジェクト「STAGE BEYOND BORDERS –Selection of Japanese Performances– 」にて、ロロいつ高シリーズvol.7『本がまくらじゃ冬眠できない』を観ました。
シリーズものだけどこれだけで観ても大丈夫。
まず、高校生である登場人物たちがみんなかわいらしくて愛おしいです。
特に、主人公であるビーチ(端田新菜さん)!大好きな本について語るときの表情や声に愛が満ちあふれていて、とってもチャーミング。
本棚から顔をのぞかせて話している場面がとっても好きでした。まるで大好きな本たちと一体化しているようで。
そして、親友である水星(大石将弘さん)とのやりとり。このやりとりがとても好きでした。こんな友達がいるなんて素敵だなぁ。
ちなみに、無料公開されている戯曲の最後に、劇中に登場する固有名詞(本や映画など)の脚注が載っていて、こちらも作品に対する愛に溢れています。
本が好きな人、図書館が好きな人、高校生の透き通るような片想いに触れたい人にオススメしたい、心が暖かくなる作品でした。
寒くなってきたら、暖かくした部屋でもういちど見たいなぁ。
Silent night・・・ Holy night・・・
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?