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〇〇と僕『ひ』~ビールと僕~

僕はビールが好きだ。

いや。
とても好きという言葉なんかではおさまりきらない。
愛している。
いや、違う。
泡が綺麗ですね。
あら、お洒落。
でも、違う。
僕のビールへの溢れんばかりのこの感情を最も適切に表現する言葉は、『必要』ではなかろうか。

酸素、水分、日光、ビール。
呼吸、食事、睡眠、ビール。

どれだけ疲れていても、どれだけ体調が悪くても、どれだけ次の日朝が早くても、兎にも角にも、ビールを飲まねば1日は終わらない。
そんな生活が続いて約18年。
ここ5、6年はひどいもんで、全く飲まなかった日は10日もない。

若い頃は、ウイスキー、ワイン、日本酒と色々飲んだ。というより、浴びた。溺れた。
どの酒も美味いとは思うが、やはりビールを超える酒はない。

仕事終わりの空っぽの身体へ、キンキンに冷えたビールを流し込む。
歓喜の胃液がぶしゃーぶしゃー。
ギュインギュインと血液が流れ始めるのを感じる。
ツマミはいらない。
なにも食べずに飲んだ方が、ビールの巡りをしっかりと感じ取ることが出来る。


そして昨年、そんな生活を続けた結果の痛風宣告。
そりゃそうだ。
しかし、もはやビールは『必要』なのだから、痛風だからといって止める訳にはいかない。
そこへ降りてきた一筋の蜘蛛の糸。
お医者様の「運動習慣と食生活で改善の余地あり。」という有り難きお言葉。
そして始めたランニングと納豆生活。
ビールの量を全く減らしていないにも関わらず、足の指先の疼きは消えてなくなった。


さて、2022年。
今年も大いに飲むつもりだ。
しかし、痛風が爆発してしまえば、すべてお終い、ぢ・えんど。
歯を食いしばって走り込み、飲める身体をしっかりと作ろう。
最近はマキバオーよろしく走りまくっているせいで、どんどん足が早くなってきた。
5キロ以上の場合は、バスケ部だった高校時代よりも早いと思う。
今年は10キロ40分切りを目指して練習に勤しむつもりだ。
90分LSD、ペース走、帰宅ラン、400メートルインターバル。
どんな練習も全力で挑もう。
足が上がらなくても、息が切れても全力で走ろう。
その先には、美味いビールが待っている。


『FLYING KIDS / ディスカバリー』を聞きながら
FJALLRAVEN by 3NITY TOKYO 池守

『〇〇と僕』←過去の記事はこちらからお読みいただけます!是非!

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