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月と太陽

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自由奔放な太陽と自分では何もできない月のお話
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太陽くんのつらさ

太陽くんのつらさ

僕は月 いつものように太陽くんのあとをついていく

ある日、太陽くんが何気に愚痴を言った

ぼくはこんなにもみんなのために頑張ってるのに

だれも僕を理解してくれない

そんなことないよって僕は言う

ぼくは、なんとか元気になってもらいたいので

彼にまとわりついた

すると突然、真っ赤な炎が僕の横を通り過ぎて

近くの隕石を焦がしつくした

太陽くんは言った

君には見せたくなかったんだ。こんな

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月

僕には、大気がない。

だからたくさんの隕石で

僕の体は傷だらけ

傷がつくといたいけど

僕はここから動けない

いつかは大きな隕石で

僕の体は消えるかもしれない

それでもいいと思っていた

そんなとき青い星から

聞こえてきた

ねえねえお父さん

お月様にはウサギがすんでいるって

本当なの

そうだね今日は満月だから

よく見えるよ

ほらうさぎさんが餅つき

してるね

本当だ本当

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太陽と月

太陽と月

僕は月、太陽くんにあこがれている。
ある日、太陽くんに聞いてみた。
君は青い星をいつも温かく照らしていて、みんなに必要とされている。

ぼくもそんな君になりたい。
すると太陽くんはこう言った。

何を言っているんだい、僕が照らせないとき君がいてくれるから明るく照らすことが出来るんだよ。

きみは、形を変えて青い星をやさしく照らしているよ。

きみも、青い星が喜んでくれることがうれしいはずだよ

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