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お金があれば何でもできるのか: インフラ関連のニュースを読んで

2025/1/28(火)に埼玉県八潮市で道路陥没事故が発生した。下水道管の劣化が原因というニュースもあるが、詳細はまだ調査中のようだ。(下水道の劣化だったとしても、定期点検があったのになぜこんな事態になったのかなども含めて)


道路陥没事故というと、2016年に起きた福岡県博多の道路陥没事故も記憶に新しい。

また八潮の事故を受けて、日経新聞が腐食リスクが高い下水管は全国で3,400kmにも及ぶといった記事も出ている。


素人ながら、これらは放置できる問題ではないと思う。

ではどうするか。

ネットを見ていると、国・政府の怠慢だといった意見も見るが、それは筋違いだろう。

なぜか国が自分の手を動かして直すイメージを持っている人が多いが、国・行政が行うのは予算配分だ。

割り当てられた予算をもとに、民間企業、特に地元企業が修繕するだろう。
いつからかお金(税金)が主語になって、企業・人間が作業を行うということが抜け落ちている気がする。

私が不安に思っていることは、政府が予算配分しないことではなく、予算が割り当てられたとしても、修繕できるだけの人員・ノウハウがその時に残っているのかということなのだ。

これは、お金があっても解決できないということだ。

インフラ整備はとても実感しやすい事例だが、これからの日本において、人がいない・ノウハウが失われたことで、お金があっても解決できないことが年を追うごとに増えていく感覚がある。

・医療・介護
・建築
・農林水産業 などなど。

私は、お金だけあっても仕方がない、人が支え合って生きているということは、下記の書籍を読んで忘れてしまった感覚を思い出すことができた。

noteで紹介記事も書いているのでご興味ある方は、一緒に見ていただけると嬉しいです。

何か少しでも皆様の考えの参考になれば嬉しいです。

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