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NTTの社名変更とIOWN(気になるニュース2024/12/31)

年末に出た大きいようで大きくないようなニュース。
NTT(東日本電信電話)が2025年6月に社名変更を予定しているとのこと。

確かに、NTTという社名だと思ってる人もいるし、若い世代だと「電信電話」が何を指しているのかわからない人もいる気がする。

国際化の視点もそうだし、社会に馴染んでいる名称としても社名変更は妥当だと思う。

記事を読むと社名変更の理由は下記のようだ。
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・ブランド力、知名度をグローバルで高め、次世代通信基盤「IOWN」を国際展開したい
・かつて事業主体であった「電信」も「電話」ともはや事業主体ではない
・2024.04のNTT法改正により社名変更が可能になった
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私の不勉強もあり気になるのが「IOWN」である。今年に入り、ニュースで何度も目にしたが、いつもわかるようでわからない。次世代通信技術で、なんかすごそうというのがいつもの感想だ。

年末で時間もできたので「IOWN」についても、少し調べてみました。

1. IOWNとは

「IOWN」とは、Innovative Optical & Wireless Networkの略のこと。
最先端の光技術を活用した次世代通信基盤構想のことだそうです。

IOWNが実現することによって、
・電力効率が100倍以上に向上
・データ伝送容量が125倍に向上
・通信の遅延が1/200に縮小
するようです。

具体的には、スマホの電池切れを気にせず使えるようになったり、ゲーム・アプリのダウンロードが一瞬で終わるといったことが実現するようです。

2. IOWNで実現する身近な仕組み

いま仕事やプライベートで利用しているネットワークサービスは、光ファイバーで高速化されていますが、それは通信全てが光で行われているわけではなく、処理するルーターやサーバーで電気に変換処理、つまり無駄・ロスが発生しています。

それがIOWN構想が実現すると、ルーターやサーバーでの電気処理がなくなることで、電力効率、データ伝送容量、遅延が大きく改善するとのことです。

NTT東日本のサイトに、わかりやすい表現がありましたので、紹介させていただきます。

NTT東日本 https://business.ntt-east.co.jp/content/iown/
NTT東日本 https://business.ntt-east.co.jp/content/iown/

3.期待されている領域

今までのインターネットと、IOWNの大きな違いは、遅延時間を確定できることです。
そのため、具体的に下記の仕事への活用が期待されているようです。
・手術ロボットを使った遠隔医療
 →実際の操作と映像のズレを最小限にする
・株式取引
・eスポーツ

おわりに

簡単ではありますが、IOWNの概要と実現すると身近なものがどう変わるかについてまとめてみました。
私自身、通信については門外漢ですし、初めて学ぶ領域なのでざっくりした理解しかできていないのですが、商流や海外への展開など、ビジネスに関わる部分は今後もウォッチしていこうと思います。

最後に関連する書籍や、参考にした記事を紹介させていただきます。

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