![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/24762615/87f0e921870e3c373207f08ac06cb699.jpg?width=800)
- 運営しているクリエイター
#ハンドメイド雑貨
#41 不死鳥の癒しの涙
「さて、君は…
確か、以前来てくれたよね?」
Emilio(エミリオ)は私のことを覚えていた。
「はい。以前は、色がガラリと変わる
時の鳥の翼を購入させていただきました。」
「あぁ、そうだったね!
今、とっても希少なものが入ってきているけど
見てみるかい?」
「希少なもの?ぜひ見てみたいです!」
Emilioはカウンターの下の方から
丁寧に何かを取り出してきた。
「えぇ…!すごい綺麗な
#40 ポニーとフクロウ
Ines(イネス)の館を出て、私たちは街に戻った。
そのままカフェに戻るのかと思いきや
Oliviaのお母さんが言った。
「実はね、今日、あなたと会う前に
ポニーの代わりを見つけたのよ。
あなたが気に入れば、その子にしようと思ってて。
Emilio(エミリオ)のお店に取り置いてもらってるわ。」
「そうなのね!
ポニーはそろそろ休ませて
新しいフクロウにしないとね…」
ポニーの代わりにフクロ
#28 血塗られた手の御守り
Leonardoは話を続けた。
「中には、持っているだけで
良くないもの、危険なものもありますけどね」
その時、私は伸ばしかけていた手を
急いで引っ込めた。
かなり不気味な”手”の飾りを見つけて
よく見ようと手に取ろうとしていたからだ。
それを見たLeonardoは
こう付け加えた。
「あぁ、それは大丈夫ですよ、触っても。」
「ほんとに?結構危険そうなんですけど…」
私は笑いながらも
#27 牛の頭蓋骨と血の儀式セット
冗談なのかよくわからない
Leonardo(レオナルド)の発言をスルーして
店内を見て回った。
「お嬢さんの世界だと
こういう儀式の道具って珍しいでしょ?」
「まぁ、まず目にすることはないですね。。。」
「じゃぁ、ちょっと怖い?」
「不気味っていう感じは確かにありますね。」
遠慮がちではあったが、に本音を言ってみた。
Leonardo(レオナルド)は
ですよね、と優しく笑っていた。
#22 Jackの見解
で、聞きたいことって何だね?
Jackが話を元に戻した。
あ、えっと、
私の世界とこの世界の
行き来の仕方を教えてほしくて。
では、君は一体どうやって来たんだ?
その問いかけは間違ってはいなかった。
自分でもわからなかった。
考え込んだ私を見てJackはこう続けた。
実は、明確な方法は
まだ解明されていないんだ。
人それぞれ方法が違うようでね。
共通しているのは、
この世界を信じてい
#8 オーロラ色のランタン
そろそろカフェに戻らなきゃ!
私達はOliviaの紹介してくれた雑貨屋を
あとにした。
カフェに戻る道中、
明るい昼間だというのに
手に持ったとても小さなランタンを
見つめながら歩いている女性がいた。
私は声を潜めながらOliviaに尋ねた。
ねぇ、Olivia。
こんな明るい中でランタン見つめて、
あの人って何してるの?
あぁ、あれね。
あれは普通に光るんじゃなくて
オーロラ色に光るラ
#7 時を操るいたずら妖精の落し物
雑貨屋で会計を済ませている時、
Oliviaのネックレスがキラリと光った。
そのクリスタルのような6角形の柱の中には
歯車やキラキラと光るもの、
宝石のようなストーンが入っていた。
そのネックレス、すごい綺麗!
ありがとう!
庭に落ちてたものなんだけど、
綺麗だったからネックレスにしたの。
…庭に落ちていた?
Oliviaは当たり前のように言うが、
どうして庭に?一体何なんだろう?
困惑