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15%値上げしても成功する3条件~スシローとくら寿司の判断の違い⇦飲食店の困った!を解決相談所大分
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商品の自然さ、見た目の美味しさ、同じ食材でも大きさや厚さが違うかも
■まずくら寿司さんの失敗の原因を解き明かします
1,最小限の「5円」の値上げであれば消費者はこのご時世だから
きっと許してくれるだろう
・・・そういう考えが透けて見えます。
しかし、わずか5円の値上げです。
食材原価率が50%の時に、食材に加算できる金額は2.5円
しかし仕入価格の穴埋めに使うため、新たに商品に投下できる予算は
ゼロ円になる。
しかも、
わずか5円の値上げに商品を押し込めてしまうために、
様々な商品原価の見えない圧縮を行う必要があり、
それが無意識に積み重なって食べた人の非満足感を醸し出すことになる
2,食材値上りの「穴埋め」理由だけの値上げは夢がないから拒否される
好きだったお店は、
例え5円でも値上がりは値上りです。
私は思う
こんなつまらない値上げを承認した経営者はなぜOKしたのだろうか?
食材で一番高い部類の「海鮮食材」を使うお店が「5円」値上げって
何ですか?
毎月5円値上げならわかるけど、
それも尚更できませんね。
自らの業態を客観的に見る力がないのだろうか?
再値上げ必死の上げ幅と思います。
3,半年先や1年先の値上げで十分という値上げ幅で上げていないことが
いっそう先行き不安に陥る状態を引き起こしている
本来、値上は、
「この商品を安定的に提供できるためには、この値上を認めてください」
というものですが、
特別にへりくだってお願いするものではありません。
いくらへりくだってお願いしても、値上げ後は「5%程度」のお客様
は、一時的もしくは永久に減少します。
5%減少したら、新たな売上や顧客を産めばいいだけの話です。
それも経営の一環です。
当たり前のことです。特別大変なことでもありません。
4,「売上維持という守りに入った値上げの考えは失敗しやすい」と
知らなかったようです
守りに入った値上げは、わが社、わが店舗の「赤字の穴埋め」
「目減りした利益の穴埋め」しか考えていません。
ちっとも楽しくありませんね。
経営者も方も、従業員も、お客様も、すべて。
三方皆良しの値上げを行うようにしましょう。
楽しく発想して、ですよ!
■成功する値上げの結論です
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値上げした一部の恩恵をお客様にお返しする
それが優しさと思います
まだ値上げに踏み切れないお店は、来年3月か4月には値上げをしましょう。
この投稿が、お役に立てば幸いです。
(了)
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