食日記6:コロナは指先感染で広まると思う~第6波は3月で下火になって欲しい!
■6波でさらに追い込まれる飲食業
コロナ第6波が今後2か月間で半減して下火になることを願っています
もう飲食経営者の方のすべての人が、
「もうこれ以上は勘弁してくれ!」と嘆いています
一番きついのは資金繰りです。銀行は借入パンパンで貸しませんから、
家じゅう、会社じゅう捜して換金できるものをお金にして、支払いに当てる
戦時中にあったと聞く、「タケノコ生活」(徐々に身ぐるみ剥ぐ生活)を
している方が多くいます。
預金も、絵画や骨とう品も、わずかな貯金も都合のつくものすべてです。
生命保険の半数を解約などもあると思います。
資金力と気力が枯渇するまでに「お客様が帰ってくる状況」になれば、
多くのお店や産業が未来につながると思います。
■市中感染の元凶はどこか
私が思い当たったのは、
1,コンビニのタッチパネル・ドアノブ
支払い承認時のレジのタッチパネル、コーヒーの選択のタッチパネル
入口のドアの取っ手・ドリンクのショーケースの取っ手
2,スーパーのドアノブ・陳列商品・タッチパネル
入口のドアの取っ手・トイレの取っ手・手洗いの水栓、
商品棚のお菓子類、レジのタッチパネル
3,エレベーターのタッチパネル
一日に何度も押す職場や住居や訪問先などのタッチパネル
いかに不特定多数の人が指先で触っているか想像すると、
<あったらいいなのコロナ対策商品イメージ>
●タッチパネル用滅菌・抗菌フィルム
●ドアノブ用滅菌・抗菌フィルム
●販売商品の非営業時間の滅菌洗浄システム
●アメリカのように、高機能マスクもあればアベノマスクより
喜ばれると思います。
などが必要と思いました。
■飲食業の過重負担と反撃対策
現状の過重負担要素
・コロナ禍の出口
時期(月)が見えないこと・・私的には6月と思っていますが。
・コロナ融資返済開始
20年度のコロナ融資が今年の春以降から始まるが、
コロナ禍が半減して回復から6か月間は立たないと返済能力がどれくらい
になるか? 経営者にもわからない。
・度重なる食材値上げ
コンサルの私から見ても、今年の春ほど大変な飲食業の年はないと
思っています。
飲食店で使用する食材すべてが値上がりしており、多くのお店では
売価を引き上げる方向で検討されていると思います。
・人材の確保が困難
従業員数を「元の通り」にする考えでしたら、大幅に人材不足です。
でも、令和時代の黒字を出せる飲食店は、
「今の人数でできる飲食業態と仕組みで経営しましょう」なのです。
元通りの人数まで雇用100%にした時点で、
人件費過多で儲からない仕組みを
自ら作ってしまうことになります!
反撃対策
負けたくなかったら、勝ちに行くしかありません。
1,メニューの値上げ
「成功する値上げの方法」を研究する。
考えややり方が足りないと、価格が上がっても客数減でトータルの
売上は減少する場合があります。
*飲食業態により、メニューの在り方により、
より細かく対策は異なります。
2,生き延びる選択肢を広げて対策にする
①業態変更
②飲食店からテイクアウト&デリバーリー店に変える
③飲食店から通販ショップに変える
食材と機材と人手がありますから、調理ノウハウを生かさない手は
ありません。
3,これ以上できないと思えば、一般の後継経営者を募って譲る
ただ単に閉店では全く受け身の閉店です。
アクティブな閉店は、店を生かして飲食店を継承させることと
思います。
あと二月余り何とか頑張りましょう!「春」はもうすぐそこにあります!
大分では2月中旬に白梅・紅梅が満開になります。
(了)