【2021No91】なぜ、ブロックチェーンなのか?(①基礎編)
【はじめに】
私の友達が暗号資産やらNFT(非代替性トークン)やらにハマっていて、
「おもしろいからブロックチェーン一緒に勉強したい。」
と言われたのがきっかけでこの本を手に取りました。
簡単に評価をつけると、すごくいい本でした!
詳しく書いてあるし、なによりわかりやすい!!
ということで本日は「ブロックチェーンの基礎」についてお話していきます。
ブロックチェーンとは?
さて、皆さん最近良く耳にする「ブロックチェーン」という言葉。
なんやそれ。と思わざるを得ないと思いますのでそれについて今から説明していきます。
ブロックチェーンは現代のITにおける4種の神器のひとつです。
IoTでデータを獲得し、それをクラウドに保管する。そのデータをさらに「ブロックチェーン」で保護することでセキュリティを強化。そして最後にAIがそのデータを活用していく。
これがこの世で常にイノベーションを起こしていくための流れです。
では、肝心のブロックチェーンとはどういう技術なのか、説明していきます。
簡単な流れを説明すると
①データを溜めて暗号化する
②みんなで確認してデータを一つの箱に入れていく
③全員が同じデータを共有して並べる
④データを記帳する
このようなプロセスを経ることでブロックチェーンの技術として成立します。
その最大の運用例がみなさんが一度は耳にしたことがある「ビットコイン」です。
だからみんなが
ブロックチェーン=ビットコイン、暗号資産
といったような考えを持っていますがこれは大きな間違いです。
ブロックチェーンの本質はその技術ではなく思考にあるのです。
ブロックチェーンでは上記で説明したプロセスを経ることによって中央集権のいらないデータ管理を行うことができます。
中央集権的なデータを管理例としては現在世界を席巻しているGAFAが挙げられます。
我々のデータは、常に彼らのサーバーに蓄積されているのです。
そのためGAFAが各々使用するサーバーが破壊されると、大量の個人データが流出してしまいます。
FaceBookがデータ流出で問題になったことはみなさんも覚えていらっしゃるかと思います。
じゃあ、ブロックチェーン技術によってGAFAのような中央集権的なデータホルダーがいなくなればどうなるのか。
データのセキュリティが向上するのです。
上記のプロセスで述べたように、
皆の合意のもとデータを箱に入れて、それを皆で管理するため誰か1人がデータを改ざんすることに成功しても、その他大勢が所有するデータと一致しなければ改ざんが発覚します。
つまり、個人的にデータ改ざんを行うことができても、それはすぐにバレてしまう。
ということです。
しかし、皆が同様にデータを除くことができる。
ということがブロックチェーンのマイナス面でもあります。
そのため、プライバシーに直結しないデータをブロックチェーンで管理する必要があるのです。
ということで今日はブロックチェーンの基礎についてこんなかんじで、まとめてみました。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
では、また明日!