今年の春夏野菜、数えたら50種以上も栽培❗ が…🍅🎃🌽🥒🍆
昨年末以来、実に8か月ぶりの投稿です。
こんなに長いブランクは今まで無かった😓
何をしていたのか?
年明けからずっと、3年目を迎えた恵多農園(愛知県大府市)の整備、特に小屋づくりを頑張ってきました。
それについて書こう書こうと思うも毎週の進捗に筆が追いつかず、そのうち春夏野菜の農繁期が来てしまって…😓
農園の整備については次回で書くとして、ここでは収穫ピークが一段落した今年の春夏野菜がどうだったのか、振り返りたいと思います。
「最暑」の夏をまた更新🌡
ところで、いま当地では、7月18日の梅雨開けから4週間、雨が降っていません(降水量0.0mm)。まさに日照り、渇水です🏜🌞
しかも7/20以降は、7/24の1日を除き、すべて最高気温35度以上の猛暑日が続いています。40度に迫る日も🌡🥵
(気象庁・大府市の気象データによる)
もはや、ここはどこの国だろうという気候。
このブログで夏の気候の異変について書くのは5年連続で、去年には特別な「最暑」の夏だったと書いたけど、今年はさらにそれを上回りそうです😥
そんな尋常ならぬ気候の中、今年の夏野菜たちは育ちました。
50品種以上の春夏野菜を栽培❗
去年、恵多農園と地元の畑(知立市)との両方で、夏の実もの野菜を大幅に増産。この時点で、もはや家庭菜園の域を完全に超えてしまいました😅
その背景には、自給用の栽培にとどまらず、畑での様々な体験イベントを開催してきたこと、妻がうちの野菜を使ったランチ会や講座を毎月やり続けていることがあります。
調子に乗って、今年の春夏野菜はさらに品種を増やしました😆
多品種少量でちょこちょこと育て、数えてみたら両方の畑を合わせて何と50品種を超えていた😅(色違いを含む)
栽培量が増えるにつれ、いちいち苗を買ってたら高くつくので💸、種から育苗する作物を増やしてきました。
そのうち、去年育てた作物から種を採って育てたもの、いわゆる自家採種を増やしたのも、今年の特徴です🌱🌱🌱
こうして種や苗の自給化を図っています。
栽培した春夏野菜のリスト🍅
ここまで多品種になると、自分でも訳が分からなくなりそうなので😅、ここでざっと整理しておきたいと思います。
★印は自家採種したもの(全部or一部)
🍆ナス科 計17品種
🥒ウリ科 計13品種
🥜マメ科 計6品種
🍠イモ類 計9品種
🌿葉もの類 計7品種
🌽その他 計6品種
以上、なかなかスゴイでしょ😤
ちなみに今年も、すべて無農薬・無化学肥料で、植物性の有機肥料のみを使うか、無肥料での有機栽培/自然栽培です。
好不調さまざまで、一つひとつの野菜たちに語るべきストーリーがあるんだけど、切りがないのでやめときます😅
7月初め、夏野菜たちの収穫ラッシュが始まって一年で最も賑やかな季節を迎えた恵多農園の様子を、短い動画にしました。Instagramで見られます😊
定例化した畑イベント 子どもの料理会も🧒
僕がこんなに野菜を栽培している理由の一つが、多くの方たちに畑へ遊びに来てもらい、生きている野菜たちや、身近な自然に親しんでいただきたいからです🍀🌺🐸🦋🦗🐛
恵多農園での様々な体験イベントも、次第に定例化してきました。
まずは季節を遡りますが、年明け1/7に【新春🎍 冬野菜収穫会】を開催🥦🥕🥔
3/2には【春を呼ぶ🌸 ジャガイモ植え付け🥔 &冬野菜お片づけ会🥕】をしました。
その春ジャガを、6/1の【初夏のお楽しみ🍀 みんなでジャガイモ掘り会🥔】で一斉に収穫❗
そして、去年とても好評だった3週連続の【夏野菜収穫会】を、今年も①7/21、②7/28、③8/4の日曜日に開催しました🍅🍈🥒🍆
このうち①は、僕と妻も関わる市民団体「Farm to Table~農と食をつなぐ~」と大府市農業振興課が共催した、【野菜を採って美味しく食べよう会】。初の試みでした。
「キッズ野菜ソムリエ」の子どもたちが恵多農園に来て、夏野菜たちを観察、収穫し、目の前にある公民館ですぐにお料理して、食べちゃおうというイベント。
これぞ文字どおり”Farm to Table”の真骨頂ですね~🤔
参加した9人の子どもたち、さすがは野菜ソムリエ👦🧒👧
畑で生えている野菜たちを目の当たりにし、それを自分で採って興味津々。さらには切って蒸して焼いてと、目を輝かせて調理しました。
初めてで色々と反省点もありましたが、子どもたちにはお腹いっぱいの濃い体験になったのでは。今度は冬野菜でもやります😊
②と③は恵多農園の独自の収穫会。
予想以上の猛暑だし、夏野菜の収穫量も急に減ってきたため、縮小して開催しましたが、今年もたくさんの方が遊びに来てくれました。
今年の夏野菜は苦戦しました💦
今年の春夏野菜についてざっと振り返ってきましたが、最後に、実は栽培に苦戦したというお話をします😓
僕は野菜栽培を20年近くやってるけど、前記のようにいよいよ夏の気候が変わってきて、これまでの経験が通用しなくなってきたと感じています。
当地では、夏の実もの野菜たちの収穫ピークが、例年だと7月半ば~8月初め頃に来ます。また、ちょうど夏休みが始める7/20頃に梅雨も開けるため、夏野菜の収穫会はこの時期に設定しています。
そこに照準を合わせて、今年も実もの野菜たちを3月の種まきから育ててきました。
ところが、今年は6月頃から平年よりも気温が高い状態が続き、空梅雨っぽくて雨も少なめ。
この影響は、まず害虫被害として表れました。
🍅トマトには、例年8月頃に増えるタバコガやカメムシが早くも大発生し、次々と実にたかってダメにしていく😱 木酢液を何度かスプレーして防除しましたが、効果は一時的。
特に大玉トマトの被害が大きく、収穫会のときには実が無くなってました😢
🍆ナスには、天敵ニジュウヤホシテントウ🐞が例年以上に蔓延って、葉っぱや実がボロボロに😭 これは2時間かけて「テデトール」(捕殺)したら奇跡的に収束して、収穫会までに何とか復活しましたが、傷モノ多し🤕
🥒また異常高温により、キュウリは早くからジャンジャン採れ続けたけれど、成長が速すぎて、収穫会の直前に突如息切れ🥴 それまでの新鮮でシャキッとした実は無くなり、ツルツルボコボコのやつばかりに😖
トドメは冒頭に触れた、梅雨開けから4週間も続く猛暑・日照り・渇水🥵
さすがに野菜たちが萎れてしまって、普段あまりしない水やりをホースでやってるけど💦💦💦、雨には及びません。
さらに、気温35度を超える状態で、夏の強い日差しが実に直接当たり続けると、その箇所が焼けただれてしまいます。ナス、ピーマン、パプリカ、カボチャ、メロンの実に、次々と日焼け症状が出ている。
こうなると、遮光ネットでも買って被せるしかないんだろうけど、そこまですべきかなあ…🤔
こんな苦しい状況で、今年の夏野菜収穫会は、何とか開催できたーという感じでした😓
夏野菜の作付計画を見直すべきか
これまで僕は、8月に入ると疲れてくる夏の実もの野菜たちを、水やりや追肥、切り戻しなどで「延命」させたり、二期作をしたりして、晩夏の端境期(収穫物が減る時期)対策としてきました。
でも、もはや難しくなってきているのでは。
むしろ、それらの栽培期間を前倒しし、収穫会の時期も早めて、7月末までに栽培を終えたほうが、沸騰化する気候に合っているのかもしれません🤔
8月は「夏休み」として一服し、秋冬野菜に向けた準備に専念するとか。
野菜を育てている(特に愛知県の)皆さーん、どう思いますか?