サッカー観戦日記〜ツラいこともある〜
10月に入りバタバタな一週間。
私の派遣先が変わったのもあるが、娘の応援に1人で週末出掛けたり…
弾丸で0泊3日という応援ツアーを行い、応援&観光も楽しんできた。
試合も娘は後半途中から出場し、先輩たちとのコンビネーションもバッチリで上手くやっていた。
パスだけにならず、自らシュートも狙い惜しいシーンもあった。
この日は柵越しに間近でプレイする姿を見ることができた。
LWGにいた時はドリブルで相手を交わし、キレッキレの姿を目の前で見せてくれた。
CFWの位置に移った時には、ポスト役になったり、練習していたと思われるトリックプレイを見せたり。
チームとしても、本来の魅せるプレイスタイルが更に進化していて観てる方も楽しい。
試合は社会人チームに圧勝!
週末2日間続くトーナメントだが、私は次の日の試合は観戦を諦め、深夜バスで帰宅。
地元の保護者に応援を託した。
早朝家に着き、日曜日はのんびりと過ごすと決めていたので寝ていると携帯に着信が。
メッセージを見ると…
「発熱した!ヤバい。」と娘からLINEがきていた。
そして、電話の着信は…監督からだった。
私が出なかったので、旦那さんの方に連絡が入ったようで…
試合当日の朝、直ぐに寮へ戻ることになったのだ。
私が残っていればよかったのだが、もう自宅だし何も出来ない。
状況もよくわからず、娘からの連絡を待つのみの状態が続く。
寮に着いてからは、薬を飲んで様子見てという感じ。日曜だし、熱が下がらなければ月曜日に病院へ行く予定でいた。
娘が居なくてもこの日の試合は順調に勝利し、トーナメントは続く。
当日の発熱だったので、急遽メンバー変更もあったが無事に試合が終わってよかった。
夜になっても高熱は下がらず、娘は救急外来へ。
結果「インフルエンザ」だった。
先月コロナにかかったばかりで、インフル???
まわりで誰もなった人居ないのに何故?
そんな疑問もあったが、それよりも「次の週末の試合どうするよ!?」
本人は熱にうなされ、そんなこと考える余裕は無かった様だ。
私は勝ち進めばという期待で、行きの深夜バスだけ取っていたがさてどうする?
娘は試合どころか、隔離中で試合会場に応援すら行けないかもしれない。
旦那さんは「こんな状況で本当に行くの?俺なら行かない。」
私は「こんな時だからこそ行くのでは!?」
体調がどうかも心配だし、家に居たって三連休暇だし。行かないという選択肢は無かった。
娘に連絡をしてもなかなか既読にもならない。
相部屋の子も心配してくれて、「欲しい物があれば買ってくるよ」と聞いても「いらない」と言われ、全然元気にならない…と心配してくれていた。
木曜日の夜。
やっと娘から土曜日には隔離解除されるとの連絡が!
試合の応援も行けそうとのことで一安心。
私もいつ帰るかの予定を慌てて計画。
三連休でホテルは高くて取れない。ネットカフェで寝れればいいや!
もう私の感覚も麻痺してる。笑
現地で1泊して、次の日の練習を見て帰ることにした。
試合当日。
娘は応援側にまわり、横断幕の設置など初めてみんなと作業をしていた。
この経験も大事。応援の掛け声も、声が裏返って笑っちゃったけど歌詞を見ながら声援を送っていた。
試合結果は…
残念ながら、皇后杯予選は終了。決勝には進めなかった。
先輩たちの動きは悪くはないのだけど、なかなか得点が入らない。
本当に面白いサッカーしているのよ!
どうしたらあんなパス回しできるの?て不思議に思うくらい。チャンスは沢山あって攻め込んでいるのにゴールが決まらない…
単純にポンと縦パスだったり、上がってきたのを上手く合わせて決める。これもサッカー。
私はシンプルなサッカーよりも、やっぱり観ていてワクワクするサッカーの方が好きだ。
私が好きなサッカーと、娘がやりたいサッカーが一致しているから今の学校を選んだ。
うちの旦那さんは「なぜ?」と思っていることが色々あるようだが、サッカースタイルだけでなく、学校生活のことなど「なぜ」を説明すると「そこまで知らなかった」と納得している。
そんな中、1年生でメンバー入りできるなんて特別なこと。
でもその裏には、辛いことも沢山あるようだ。
親に弱音を吐かないので、知らないことだらけ。
そんな時、心配して声を掛けてくれる先輩や仲間が居てくれるだけでもありがたい。
「沢山怒られるのは監督の期待でもあるから」
そんなこと言ってもらえたら、泣いちゃうよね。
今は、先輩たちと一緒にプレイ出来る大切な期間。
新人戦も控えているけれど、先ずはしっかりと選手権の出場を決めること!
怪我して出れない先輩の為にも。
そして私は、「チームの応援のために遠征費を稼がなければ!」と毎日頑張るのだ!
娘のゴールで勝利する日が来るのを楽しみに、次の遠征計画を立てる。
「試合スケジュール早く正式発表出ないかね〜」
楽しみは続く…