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メランコの足跡

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20-21シーズンPremier Leagueのアーセナル全試合のプレビュー&レビューを行っていくシリーズです。
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2020年12月の記事一覧

[プレビュー]ブライトンvsアーセナル『再現性はどうか』【20-21プレミアリーグ第16節】

[プレビュー]ブライトンvsアーセナル『再現性はどうか』【20-21プレミアリーグ第16節】

【前節(チェルシー戦)で感じたコト】"若い選手たちの躍動"が、強烈なインパクトを残した前節。

この試合で自分が感じたことを雑にまとめました。

〇トランジションについてこの試合の勝因をトランジション抜きで語ることはできない。

ぼんやり見ていただけでも、これまでとの、ネガティブトランジションの速さの差/セカンドボールへの意識・回収率の差を感じた。

実際に、この試合でトップのタックル数を記録した

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[プレビュー]アーセナルvsチェルシー『士気だけは』【20-21プレミアリーグ第15節】

[プレビュー]アーセナルvsチェルシー『士気だけは』【20-21プレミアリーグ第15節】

2試合だけに焦点を当てる。直近2試合の対戦成績(⤵)

アーセナルの1勝1分。

2試合共に、勝敗を左右するレベルで、"運"がアーセナルの味方をしてくれた。

マルティネッリの"あの伝説的なゴール"が生まれたり、相手選手が2人も負傷交代したりした。

サッカーの試合において、"運"は勝敗に左右する大きな要因である。

現実逃避に見えるとは思うが、その"運"が、今のアーセナルに光をもたらしてくれるこ

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[プレビュー]エヴァートンvsアーセナル『不安』【20-21プレミアリーグ第14節】

[プレビュー]エヴァートンvsアーセナル『不安』【20-21プレミアリーグ第14節】

【セインツ戦で感じた要改善点】

①:ビルドアップ時のボランチの立ち位置ゾーン1(すなわちCBがボールを持っている段階)でのビルドアップ時のポジショニングに疑問を持った。

具体的には、4-4-2のセインツに対して、2CB+2ボランチの"ボックス"を形成してしまっていた点に対してだ。

ボックスを作ってしまっていたことによって、相手のCF2人でアーセナルのCB+MF4人を監視される"数的不利"の状

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[プレビュー]アーセナルvsサウサンプトン『あのころ見た光』【20-21プレミアリーグ第13節】

[プレビュー]アーセナルvsサウサンプトン『あのころ見た光』【20-21プレミアリーグ第13節】

【セインツ概要】12節終了現在、4位と好調。

ユナイテッド、リバプール、レスターを倒して波に乗りまくっていたアストン・ヴィラに、4ゴールを奪って勝利した7節は、PLファンに大きなインパクトを与えたはずだ。

ただ、カラバオ2回戦で2部のチームに負けていたりと、安定した強さを発揮しているわけではない。

アーセナルならば勝たなければならないチームだ。

勝手に"セインツの攻撃はセットプレー頼り"だ

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[プレビュー]トッテナムvsアーセナル『意地を見せたい』【20-21プレミアリーグ第11節】

[プレビュー]トッテナムvsアーセナル『意地を見せたい』【20-21プレミアリーグ第11節】

かなり濃い暗雲が立ち込めてしまっているアルテタアーセナルと、2年目は相変わらず強いモウリーニョが率いるスパーズ。明暗が非常にはっきりと分かれてしまっている。

アーセナルとしては、もうこれ以上負けを重ねることはできない状況だが、相手はスパーズとかなりハードだ。

だとしても、せめて勝ち点1はもぎ取りたい。

この状況でアルテタが「攻めの姿勢」を貫くのか「守りの姿勢」にシフトチェンジするのかどうかは

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