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インプットとアウトプットのバランス

人が成長する時にとても大切だと思っていることの一つに、インプットとアウトプットのバランスをしっかりとる、と言う点があると思っています。
もう少しわかりやすいいい方をすると、学びと実践のバランスと言う事です。



インプット過多

これまでビジネススクールやコーチングスクール、読書や動画学習などこれまでインプット(学び)には比較的たくさんのお金も時間も投資してきた方の人間ですが、こういう環境に身をおくと、

・学んだことに満足して終わってしまう
・更に学び続ける
など、学びをどんどん深めるのはよいのですが、それを実践することなく、知識だけが増えていく方にお会いする事もあります。

単に学ぶこと自体が好きで学び続けている、と言う方の場合はそれでもよいのかもしれませんが、
学びを深めることで、自分の自信のなさを補おうという心理状態が見え隠れしている方も中にはいらっしゃるようです…。
学びだけが深まるのですが、実践の場で活用する経験が少ないため、結果的に頭でっかちになってしまい、プライドだけが高くなる…
という残念な結果にだけにはならないように注意したいものです。


アウトプット過多


毎日仕事に忙殺され、仕事を処理することでいっぱいいっぱいになっている場合がこのケースです。
それでも、自分の行動を振り返り、しっかりとそこから改善へつなげるよPDCAがしっかりと回せているのであればそれでもOKかもしれませんが、

やはり過去の自分を思い返してみて、仕事でのパフォーマンスで大きなブレイクスルーが起こったのは、大抵の場合学んでみて、それを実践で活用してみたときでした。
学びというものには、賢くそして経験豊富な先人たちの英知がぎっしりと詰め込まれているものなのだな…とやはり感じずにはいられません。

どうやってインプットするか…

アウトプット過多の方から、「何をインプットするのが良いか分からない」という言葉をいただくことがあります。
もちろんこれは、自分は何を目指したいか、どこに行きたいかによって変わってきたり、どのくらい今の実務に即したもの良いのか、それともより抽象度を上げたものが良いのか…など色々とあるかと思ますが、

迷ったら、まずは本屋さんで自分のアンテナに触れるものから本を読み進めてみるのも良いかもしれません。もしもその本を読んでみて、とても興味を持てたらな、さらに深い専門知識を目指して学んでみることで、気が付けば大きく成長した自分に出会えるかもしれません。
またその場合、実務的なもの、というよりはより抽象度が高いけれど、そんなビジネスの場でも活用できるような知識、
ロジカルシンキング・問題解決・人材マネージメントなど、物事を体系だって整理し、本質を解いてくれるようなものが、アウトプット過多さんには必要な場合が多いように思います。

こちらはあくまでも個人的な意見ですが、今日はふと思ったインプットとアウトプットのバランスについての考察を私なりに述べてみました。

セルフチェックの大切さ

インプットとアウトプットのバランスについては、自分自身セルフチェックを定期的に行っています。
アウトプットが上手く行かない時には、インプットが足りていないことが多かったり、
「なんだか、理想論や屁理屈ばっかり口にしているなー」という自分に気づいた時には、インプット過多になっているなっている自分を発見することもよくります。みなさんのインプットとアウトプットバランスは今どのようになっているでしょうか?



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