十一人の賊軍 観賞
イタリアの方ですか?
昔、初老のご婦人に言われましたが、この映画、所々カッコいいと思った私はやはり純正日本人。
侍経験ゼロですが、その遺伝子は僅かながらも私の中にあるのかも知れない。カッコよく見えたとゆうことは。
1868年、私が生まれる遥か前、
官軍(新政府軍)と賊軍(旧幕府軍)
が約一年にわたり戦った戊辰戦争を描いた作品。
殺陣の迫力は凄かったけど、心苦しさがまさった。それぞれの正義を胸に戦っているけど、見方を変えればただの殺し合い憎しみ合い。
時代劇的な作品はあまり観ないけど、こうゆうのって作品のクオリティ云々よりその事実を知って何を考えるか、が大事なんじゃないかなーと。
ただただ悲しかった。何だか誰も救われてない。信念信条を持った人だけが犠牲になっている。
平和で豊かな時代社会になったのはやっぱり昔の時代の人たちのお陰なのだろうか。
エンタメとしては、迫力シーン盛り沢山で楽しかった&やっぱ阿部サダヲですわ