夏目漱岩
完全に個人的な考えで言うと安楽死賛成。 生きている 生かされている 大違い。 亡くなった母をAIを使って作り出し、本心を知ろうとするが新たな事実を知ることになる。とゆう物語。 主軸になり得そうなテーマや設定が多く、どこもあまり深掘りされてなかったのでややブツギリな印象。どれが要なのかちょっとわからなかった。 演者陣が結構豪華だっただけに少し残念。あの人も出てた?? リアルアバターか、ヴァーチャルフィギュアか、自由死か、どれか一点に絞った作品だったらよかったな〜 完全
イタリアの方ですか? 昔、初老のご婦人に言われましたが、この映画、所々カッコいいと思った私はやはり純正日本人。 侍経験ゼロですが、その遺伝子は僅かながらも私の中にあるのかも知れない。カッコよく見えたとゆうことは。 1868年、私が生まれる遥か前、 官軍(新政府軍)と賊軍(旧幕府軍) が約一年にわたり戦った戊辰戦争を描いた作品。 殺陣の迫力は凄かったけど、心苦しさがまさった。それぞれの正義を胸に戦っているけど、見方を変えればただの殺し合い憎しみ合い。 時代劇的な作品は
: 福徳円満 円満具足 おつかれ おかえり おやすみ 先日観た映画とはうって変わり心に残る台詞が多かった。 パッとしない生活を続けていた美大卒の主人公がある日なんとなく描いたまる○。それがSNSでバズり、一躍トキの人になるのだが。 川っぺりムコリッタ以来、二作目の荻上直子監督作品。 どちらも仏教感といいますか、心の有り模様、人間の生き方、死生観を描いている。 個人的に苦手な、抽象的な表現が時折出てくるのだけどそれが逆にクセになってしまう。そんな作品。 だいぶ豪華な
行間を読む。読めたかどうかは定かではないけど台詞の少ない作品。 少し前に観たCloud同様、観る側の自由度は高い。察する能力、想像するチカラが必要。 父親が残した借金の返済と母親の介護に追われ、徐々に疲弊していく兄弟とその彼女や、若き者たちの物語。 磯村勇斗さんが好きなので観賞しましたが、今作もハマってましたね。台所で静かに涙を流すシーンが特に印象的。 主人公の二人だけでなく、若き者たちだけでなく、様々な人たちが色々抱えて日々を暮らしているさまを描いている。 終始く
相身互い アイミタガイ 人生持ちつ持たれつ、お互いさまやで みたいな意味らしい。初めて知りました。 現実を受け入れられず、亡くなった親友に送り続けていたメッセージにある日既読が付く。そこから主人公の人生が進み出す、といった感じのストーリー。 ファンタジー系のお話しかと思っていたら、極上ヒューマンストーリーでした。 想いは届くとかよく耳にするけど、ホントにそんなことがあったらいいなーと思わせてくれる作品でした。 色んなところで色んな人の思いが巡り巡ってどこかの誰かや自分
映画館での公開が思ったより短く、Amazonプライムで観賞。 当然かも知れないけれど、やはり栗山監督と大谷選手が印象に残った。 大谷選手はクレバーな一面も勿論あるけど、とにかく野球少年。純粋に野球を楽しんでいるように見えた。 特に準決勝のメキシコ戦、佐々木投手が3ランホームランを打たれた直後のベンチ内での大谷選手の様子。 きたきたきたあ!楽しくなってきたぜえ!といった具合に闘志がみなぎって悟空ばりに、オラワクワクすっぞ!!!と言っているようだった。 それとラストシー
アートが理屈を越えない世界 文化じゃ食えない貧乏ブルース 〜桑田佳祐「貧乏ブルース」 まさに。 生活のため工場勤務をしながら転売でもお金を稼いでいた主人公が、転売だけで生計を立てようとするが様々な人間から恨みをかって命を狙われるコトになり。。とゆうお話し。 クリーピー同様、前半不穏な空気がずっと続いて引き込まれるものの、中盤以降あれ?あれあれ??な感じでうーーーーーん。 はっきりと正解があったり、しっかり伏線を回収したり、バックボーンを丁寧に描いたり、はほぼ無く。なのが
主演をくってしまっている そんな作品に時折出会うことがあるのだけど今作もまさに。 ベイビーわるきゅーれ シリーズ3作目。前作より遥かにアクションシーン多めで、映画館で観て正解。 前作ではアクション映画とゆう認識はあまり出来なかったが、今回はアクションアクションアクション。 ゆるーい会話劇は抑え目で今作のほうが好みな仕上がり。 主演2人の女性殺し屋と、相手殺し屋の対決、とゆう分かりやすい内容で気楽に観賞できた。 何より圧巻だったのが相手殺し屋役の池松壮亮さん。役作り
2005年頃にバーニングシリンダーをブックオフで見つけ、破格の安さバンド名ジャケットに惹かれ、聞いたこともないのに購入。 そこからズブズブにはまりまくり、数えたことないけど恐らく歴代1位のライブ参戦数に。 ライブハウスもホールも武道館も。 それから約10年後の2017年に無期限の活動休止。 そして7年振りに新生メンバーでのSHAKALABBITSライブえ。渋谷WWWとゆう初めて行くライブハウス。想像以上にステージまでの距離が近く、メンバー達の表情やプレイもよく見え且つ
賛否両論 て 片寄った考え感性のぶつかりなので、極端に分かれる程作品として上出来とゆうか、監督してやったりニンマリと言いますか。 SNSでは賛否を半々くらいで目にしていたので期待と懸念の50/50で東宝シネマ日比谷へ。広くていー映画館。 住人が失踪すると噂のマンションの配達担当になった主人公と、住人達の探り合いを描いた、 サスペンスコメディヒューマンSFファンタジーストーリー。 サスペンス→コメディ→ヒューマン→SFファンタジー? といった具合に展開していく、見せ方上手
一 十一 にのまえじゅういち と読みます。正しく読めたあなたはSPECマニア。ニの前だからにのまえ。普通の一軒家の表札に「一」とだけ書かれていたシーンが印象的。 そんな堤幸彦作品の今作。 カールルイスばりの後半の伸びが素晴らしかった。 品川ピエロと呼ばれた連続殺人犯の女性と獄中結婚をする児相職員、夏目アラタの物語。 前半は正直ぼんやりな感じで進んでいて心配だったものの、中盤以降徐々に徐々に焦点が絞れていき、いわゆる伏線も回収しつつ、満足な着地へ。 自分より大変だ
言葉のチカラ。 勇気づけて励ましてくれる時もあれば傷つけられることもある。 SNS上で特にそれは顕著で。まー今さらそんなこと言ってもだけど。 吉田修一原作作品は以前にも観たかったものの、今作が初見に。 なんとなく予感はしてたけどやっぱりどんよりどんよりえぐくて人間の汚なくて弱い部分をこれでもか!な作品。 所詮人間なんて、と思っているタチなので、ある意味痛快。 音楽がほぼ流れず、何気ない暮らしのひとつひとつを丁寧に映していて、それがリアル且つオチまでの長いフリになって
流行っている時に流行っているモノを見たくないひねくれた性格なので少し前に 逃げるは恥だが役に立つ を観まして。 いたく感銘を受けまして。 どっちが先か忘れましたが 罪の声 とゆう映画でこれまた感銘を受けまして。 共通していたのが今作の脚本である野木亜紀子さんでして。それから野木作品のファンになりまして。遡ると アイアムアヒーロー も観てまして。 アンナチュラル、MIU404も当然でして。 ラストマイルとゆう映画の存在を知った時から公開を待ち侘びておりまして。今までにな
ドカンクイズ。恐怖のヤッちゃん。おぼっちゃま。etc 実家暮らしの時に聴きまくっていた三宅裕司のヤングパラダイス、通称ヤンパラ。 その昔中学のテストで、夏目漱石の坊ちゃんを間違えておぼっちゃまと書いてしまった程に聴いていました。 第二次世界大戦中に電波戦を行ったアナウンサー達の、実話に基づいた物語。言葉のチカラで国民の気持ちを鼓舞したり、相手の戦意を喪失させたり。 現代においても当時においても、真実や現実を知る力はやっぱり、自分の目で見て耳で聞いて頭で考える力じゃないか
ネタバレ厳禁 とのことでしたが、ネタ??バレ??? ?????? でした。 世にも奇妙な物語のようなオムニバスストーリー。各主人公達がそれぞれ奇妙な世界に巻き込まれていく様を、ひとつの作品として繋げて見せていく。 時系列を前後させながら進んでいったので、最後にひとつの着地点に到達するのかと期待してましたが。。。終わり?? 詰め込み過ぎててどれも中途半端な印象。各ストーリーをもっと深く厚くしていれば面白かったかも。 パラサイト以来、韓国語に苦手意識がありましたがそれを払
小籔千豊さんがパリオリンピックで悔し涙を流す選手達が羨ましいと言っていました。 涙を流すほど何かに打ち込んだことがないので、と。 何事もそつなくこなし平穏に暮らしていた高校生が、ひとつの絵と出合い東大より難しいと言われる東京芸大を目指す物語。 絵画に関してまったく無知なので新鮮に楽しめる作品でした。色使いや発想や、絵の可能性は無限ですね。故に難解に見えたりもするので難しくもありつつ。 好きなことは趣味にするのではなく、好きなことに人生の最も多くの時間を費やすほうが正常