待ち侘びていぬ
今年もやって参りましたGW‼︎
ゴールデンレトリバーウィーク
毎日ですけどね、幸せです。
こんなゴールデンタイムを味わった事もありました。幸せでした。
マティンロウが我が家に来て、我が町を散歩するようになって、我が町にムツゴロウさんがいることを知りました。
我が町のムツゴロウさんは、自分が犬になりたいんじゃないかというほど犬好きで、だから、どの犬もムツゴロウさんが大好きです。
マティンロウも、ムツゴロウさんの姿を見つければ、全力で駆け寄って行きます。
飼い主を引っ張って走ってしまうマティンロウを見られたら、我が町のボランティアドッグトレーナーさんに、
「じっとさせない」
「やる事やらなければいつまで経っても変わりません」
と怒られます。
でも、マティンロウはもちろん私もムツゴロウさんが大好きなので、そんなの知らーんて全速力で駆け寄ります。
ムツゴロウさんはワクくんという犬を連れてるのですが、犬同士は全く興味がありません。
むしろ、僕のパパを取るな!と吠えられます。
先日散歩途中で、ワクくんが首を長くさせてじっとお座りをし、前方をじーっと見つめていました。ムツゴロウさんは柵に寄り掛かりながら、ワクくんと一緒にじっと待っています。
ワクくんは、毎日超長時間散歩のため、
「休憩ですか?」
と声を掛けた。
「好きな子を待ってるんです」
「いつも、あそこの角を曲がって出てくるから、ずっとあそこを見ているんです」
「僕がそろそろしびれを切らしたから帰りたいんですけど、全然動かなくて」
「ま、一ヶ月くらいでまた別の子に変わるんですけどね」
「気が多いんですよ」
と、我が町のムツゴロウさんは、マティンロウを「よーしゃしゃしゃしゃしゃ」
と撫で回しながらそうおっしゃった。
犬の恋の世界を初めて知り、好きな子に会いたいと思える感情を持てるって、ワクくんは幸せだなと思いました。
胸がキュンとなってホッコリしました。
いつもだったらワンワン吠えるのに、好きな子を待ち侘びているワクくんは、ムツゴロウさんとマティンロウがジャレあっているのなんて全く眼中にありませんでした。
人大好きなマティンロウも、恋されて恋できる日が来たら私ももっと幸せだなと思った瞬間でした。…が、その前にもっと私に夢中になって欲しいのであります。
そんなほっこり気分で私は先輩あきさんと、去年の10月ぶりに飲みに出掛けてきました。
やっぱり、会って飲んで話す事って大事ですね。
仕事帰りの数時間でしたが、いい時間でした。
本当は終電までいたかったのですが、我が家には私の事を待ち侘びているマティンロウがいます。
あきさんには申し訳なかったけど、終電より一本前(30分も違う)の電車にさせてもらいました。
最近寝る時はケージには入れず、リビングの好きな所で寝かせています。
玄関を開けた瞬間、尻尾ブンブン左右に振ってくるマティンロウの姿が目に浮かびます。
電車を降りて、寒いし、人気がなくて怖いしで、足早に家に向かいます。
我が家だけ光る門灯。
無事に着きました。
玄関を開けると、長男次男はもう寝てらしたようで、部屋は暗くて静かです。
さぁおいで、さぁおいで、ご主人様のお帰りよ。
何て思う間もなく玄関を開けた瞬間にいるはずなのに、気配が無い。
もしかして、子供たちがケージに入れて寝かせたのかな?とリビングの扉を開ける。
すると、どうでしょう。
腹を出して股開いて実にダイナミックでした。
マティンロウ、いつになったら私に振り向いてくれるの…
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noteでの出会いに感謝します
☺︎マティ☺︎
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